それからは定期的に乳成分の入った加工品などを食べさせていたんです。
牛乳そのものは難しいので、バターが入ったクッキーを3枚とか、一部に乳を含むという食品を家庭用の負荷に使ってました。
でも同じものばかりだと本人も飽きるようで、食べられるような加工品をあちこちから探してきて。
で、先日。
カゼインという乳製品の入った加工品を食べさせてみたんです。
少量を試したんですが、食べ初めて20分ほどでジンマシンが出てきました。
すぐにセレスタミンを飲ませて症状はおさまったように見えたんですが・・・
3時間ほど置いて、じわじわとジンマシンがぶり返してきました。
坊は「いや、大丈夫だから」を繰り返すので、落ち着くかなとしばらく待ってみたものの。
最初の症状より範囲が広がり、目の充血も出て来たためすぐに病院へ。
ジンマシンは全身に出て、頭皮も膨らみ特に耳の辺りは赤く腫れたようになってました。
「うーん、乳製品が出たのねー。」
坊は処方された薬を飲んで診察室で横になると、すぐに寝息をたてはじめピクリともせず。
病院だからまだいいけど、この寝るって事が家庭では一番怖い。
アナフィラで意識が薄くなってるのか、ちゃんと薬が利いてるのか、判断がつかない。
「大丈夫よ、お母さん!このまましばらく様子を見ましょう。
症状が引けば自宅へ帰ってもいいけど、どうしよっか?入院の方が安心かな?」と先生。
見る限りおさまってるようには見えず。
時間も夜中の12時に近かったので、そのまま入院する事になりました。
先生、今回もエピペン使うべきでしたか?と聞いてみたけど
「エピペン打ってたとしても、ぶり返しには効果がないので結果は同じだったかもしれないね。」との事。
でも。
打ってたらもう少し症状軽かったかなぁ。
でも、劇的な症状ではなかったんだよなぁ。
でも・・・。
あぁ、毎回この後悔よ。
坊に添い寝して、一晩ぼんやりしながら時間が過ぎるのを待ちました。
幸い呼吸器官には症状が出ず、朝には目の腫れ程度に落ち着いたので昼には退院となりました。
家庭での負荷、つい気が緩みがちだけど、危険と隣り合わせって事を痛感した出来事でした。
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