
第二リスニングルームのオーディオシステム
このオーディオシステムはリビングオーディオと言うらしい
音楽を聴くための専用のリスニングルームで聴く音楽ではなく
何かをしながら聴くオーディオ
食事をしながら
会話をしながら
お酒を飲みながら
音楽を聴く
私は今までそんなオーディオをしたことがなかった
スピーカーと面と向き合い、握り締めた拳から汗が垂れるオーディオ(笑)
まあ極端がだそんなオーディオを行って来た

スピーカーの電源四台
ラインアンプの電源
フォノイコライザーの電源
そしてパワーアンプ二台の電源
8台の電源を入れて
さあ聴くぞ〜!
気持ちや、耳、神経を研ぎ済まして、
オーディオモードに切り替えて音楽を聞いていた
そんなオーディオと違い
リビングオーディオは実に気楽で簡単、
デジタルアンプFobは熱を持たない、電気も食わないだから
ほとんど電源を切ったことがない
CDハードディスクもほとんど切らない
だからいつでも音が出る、
まあ、専ら聴く方が二つの電源の入れ方すらが分からないためかな?(笑)
だからいつでも、プレイボタンを押せば音が出る、簡単なリビングオーディオ
アンプ装置は簡単だが、問題はスピーカー
専ら聴く方はパーテーションとしか思っていなかったマーチンローガン

このスピーカーの最大の欠点、湿度が高いと音が出ない
振動板の駆動力はマグネットではなく、いわば静電気で振動板が動くため
冬場は鳴るけど、夏場は全くならない
構造上、振動板の経年劣化は非常に早く、ご老体のこのスピーカーは、かなり極端にならない
鳴らないスピーカーはしまい込んで、夏用スピーカーとして

JBL L150パッシブラジエータースピーカーが活躍する
これを購入した当時、
JBLと言えば、プロシリーズが主流で、43・・シリーズがあたりまえ
勿論4343も使いましたが、
実は好きだったのは意外にもLシリーズでした、
当時、知人の家や、オーディオマニア宅、色んなところでJBLを聞きましたが、
JBL のLシリーズを使っている方はほとんどのお宅で上手く鳴らしていました
みなさん響きの良い明朗なサウンドを奏でていました
かたや、プロシリーズを使っている方で、まともに鳴っている人の方が少なかった気がします
43シリーズで鳴っている人は・・・・
確かにとんでもないレベルで鳴っていましたが
ほんの数人だけ、あとはドロドロ、シャカシャカ、ギャーギャー
たまたまかもしれませんが
コンシュマーの方がいい音で鳴っていることが多かったので
JBLはコンシュマーの方が音がいい
と思うようになったのかもしれません
まあ、単純に簡単に鳴らしやすかったってのも、Lがすきな理由の一つです
今から30数年前に手に入れたこのL150パッシブラジエータースピーカー
実はこのL150は時代を変えた、知る人ぞ知る名器に近いかもしれないスピーカーなのだ
パッシブラジエータースピーカー、別名をドロンコーンスピーカー

ドロ〜〜ンのコーン紙だから
ドローん、とした低音がするスピーカー
そんなイメージがあると思いますが
(笑)
実は、ビシッとした低音なんですよ
私はバスレフの低音より、ゼンゼンキレがあり癖もない綺麗な低音だとおもいます
量感があり、質の良い低音が得られ、
しかも置き場所を取らない邪魔にならないトールボーイスピーカー
まさにリビングオーディオには最適なスピーカー
JBLーL150
暗く人目につかないリスニングルームでは無く
明るく、人の出入りのある場所で使うリビングオーディオスピーカー
その三十数年使っている愛機の最大の難点は
適当に貼ったセーム革エッジでした〜〜

実に恥ずかしくみっともない姿でした
多くの方のご指摘を頂き、数十年ぶりにちゃんとしたエッジに張り替えました!
見た目も、音も美しく、優雅な低音と共に鳴り響くスピーカー
これぞリビングオーディオに必要な条件を全て満たしたスピーカーですね〜〜