オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

WEサウンドを奏でるのでは無く、理想のサウンドの為にWEを使うのです

2025年01月13日 12時56分00秒 | オーディオ



時々私もWEサウンドという言葉を使いますが


私の使うWEサウンドとは、100年前に奏でられていたサウンドでは無いと思っています



往年のWEサウンドを再現しようにも、当時の本物のWEを聴いたことないし



大きな声では言えませんが
それを知っていてWEオリジナルを再現されたされた方々の音を聴いても正直言って

素晴らしく良い音がすると思った事は殆どありません


ただ、横須賀のM氏の12Aと13Aの組み合わせが奏でた音だけはほんとに素晴らしかった、あのWEサウンドにはお手上げです。


ですが、それ以外のWEサウンドにはあまり興味を持ちませんでした


へ〜、良い音ですね〜ぐらいは言ったかな?



ですが


自分の最高のサウンドを求め

WEユニットに辿り着いた人のサウンドは



とても魅力的ですね


私もそうですが、ただひたすら良い音を求めて

ハイエンドで散々無駄金を使って



運良く、やっとたどり着くのが


WEユニットだと思います


勿論、往年のWEサウンドを復元される方々を否定するつもりはありません

ただその多くは劇場で使われていたものを自宅で復元したもので
懐かしの劇場サウンドでしかありません


それを愉しむのは、ノスタルジックな趣味として大正解です
中国でも韓国でも欧米でも日本でも
大金持ちのオーディオの趣味としては最高のサウンドだと思います





私の趣味ではありません(笑)



私は己の理想の音を求め

唯ひたすら良い音を求めて己の理想のサウンドを奏でる為に

WEを使う方々の奏でるサウンドが大好き何です


往年のWEサウンドの再現を奏でる方々から言わせると


エセWE
なんちゃってWE
WEと似たようなサウンド
チョット違うWEサウンド


とか腹が立つ言い方で言われていますが



己の理想のサウンドを求めWEを使う方々の

奏でるサウンドは個性的で魅力的です



大きな声では言えませんが、書いちゃいます

WEを復元した方々のご自慢の音は

満足感だけが溢れるサウンドですね




文句言いたい所満載ですが言っても仕方ないので

歪み無くエコーたっぷりの芳醇サウンド
聴きやすく魅力たっぷりですね〜

とかいちおう、言って来ますが




理想の追求でWEを使う人たちの音は鋭いです

重箱の隅を突つき、繊細な感性で己の個性を加えて

更なる追求に余念が無いサウンドを奏でます、少し余裕がない方もチラホラ(笑)
ひと通りオーディオやってきた猛者が多いですから

皆さんオーディオの知識は豊富で、しかも個性的な感性の持ち主です


宇都宮のA氏は18インチの豊かな低域を極小空間で奏でるのに、鋼鉄のメッシュドブ板で、約六割ものコンプレッションを掛けて、見事に4181の魅力を奏でていました

太宰府のM氏も独自の理論で見事に力強く透明感溢れるサウンドを奏でていました


今回お伺いさせて頂いたO氏も思いは同じく、理想の



歯切れ良く力強いサウンドを求めて


WEを使われている方でした

594ドライバーが補佐する低音はとても滲み無く重い低音です

この組み合わせが伺う巧く出来れば最高のサウンドを奏でると思っています



理想のサウンドに頂が有るのか分かりませんが



遥か彼方の頂きを求め、追求しそれを愉しむ

そんな方々のサウンドは魅力的で聴いて楽しいですね




私も、そんなサウンドを求め、楽しんで行きたいと思います




本日伺う予定の、伊東市の大御所はどんなサウンドを奏でるのか
チョット怖いですが楽しみです^_^

励磁で奏でる陶の響きスピーカー

2025年01月13日 12時13分00秒 | オーディオ



九州一周の旅に出て、九州に入った初日に見つけた


なにやら可愛いらしい「陶の響」という名のスピーカー



陶器BOXのスピーカーは今までも幾つか聞いてきましたが



陶器ならではの良さを奏でるものは聴いたこと有りませんでしたが
これはなかなかのモノだと思います



BOXがまじ子の様に全く振動しないので、音が曇りなく奇麗な音を奏でます

これは陶器の魅力的な良さが音に出ていると思います



この陶の響きの制作には3か月から半年くらいかかるそうで

頭とボディーとダクトの三つのパーツを作りそれをつなぎ合わせて



二か月間毎日チェックしながら乾燥させるそうです


そして十分に乾燥したら窯で30時間も焼くそうですが



大変な手間が掛かるスピーカーですね

しかも同じものを二つ作るのですからかなりの手間となると思います




そんな手間暇の掛かったBOX


陶器の大きさからすれば高いのか安いのか16万~36万迄

大きさによって音も値段も異なります



全て聴かせて頂きましたが、大きなものが奏でる豊かな低音は

私にはチョットダボついて聞こえたので

一番小さいのが好みだったのでステレオ用でひと組み購入




雑談の中で
私はバックダクトタイプが好きなんですよ是非作ってみて下さい

と話したら


試作で作ったそうですが、二個のうち片方はひび割れが起きてしまい
一個では使い物にならないので放置してあった

後家さんをひとつ、私がモノラル用に格安で譲って頂きました


このモノラル用も、いずれ何かユニットを見つけて鳴らしたいと思いますが



まずは手持ちの最小ユニットの、励磁改良したP610を

陶器のボックスに収めました^_^



P610は本来後方からバッフルに取り付けてエッジ部分は隠して

振動板の大きさにあけたバッフルで聴くのが最適だと思っていますが


一番大きなタイプでしたら後方からの取り付け可能でしたが、予算的に無理


今回は小口径用に作られたモノに無理矢理フロントから押し込みました

チョット革エッジが汚らしいが仕方ありません



スピーカーケーブルの穴も小さく、電源の線も含め4本のケーブルを通すのに

穴が広げられないので、得意の単線LANケーブルで配線しました



予想通りの音に濁りの無い綺麗な中高域です

がチョット特定の帯域でバスレフ音が、盛大にこもって聴こえる

もっと小さいユニットを想定してバクトを設計したんだとお思いますが

このバスレフダクトは、このP610には合わない様ですね


それからバスレフのダクトの低音がこれ程中高域の音を濁すとは思いませんでした


とても違和感のるダクト音に聴こえてしまいますが

当然ダクトも陶器なので、小さくしたり短くしたりは出来ません


完全に塞いでみると、これはこれで素晴らしい

全く振動しないBOXで励磁の奏でる音は、滲みなくとても魅力的でしたが



これでは、窯の主人の思惑とずれてしまう気がして

とりあえずダクトに金たわしを入れて、バスレフ量を調整しています


これからが楽しみです^_^