なんでカナレのGS6一辺倒になったかと言うと、
正直、当時売ってたCanareは安っぽい、
なんかパッとしない音というイメージだった。
自分はBelden9778と9395があれば全然OKだと思ってた、
あとはMonster CableのRock
ラックの内部配線材はMogami2524をお勧めされてたので使ってた。
で、ある時のツアーリハで9778が断線したので
テックの女子頭領が自作ケーブルに変えてくれた、
なんかめっちゃよくないこれ?
弾いた感じのガッツ感が凄いんだけど?
なにこれ?どこのシールド?
「カナレのGS6でスイッチクラフトで自作です」
結構衝撃でした、その後私もGS-6を自作するようになったのですが、
結構ハンダのノリが悪くて作りづらい、
指の手脂大敵w
なんか失敗してモコモコになったりする、
そこから10年くらい試行錯誤&修練して
やっと自作でも安定して良い音になった、
ハンダの技術は大事ですね。
あと昔、友達が某紙のケーブルインプレの記事書いてて
手伝った事あるんですが、
山のように送られて来たシールド試してたら
売られてる製品版より自作の方がはるかに音がいいという
衝撃の事実に直面、プラグとハンダ付けの技術の重要性に
今更ながらに気付かされました。
GS6のどこが気に入っているかというと、
G&Hかスイッチクラフト、ノイトリックのプラグで、
ちゃんとしたハンダの技術で作られた事が大前提なのですが、
弾いた時の音の質感、ガツっとした低音、伸びるハイ
ありきたりの言い方だけどフラットに感じる特性、
これを使い出してから逆にbeldenやMonsterの良さにも気づいて
全部作り直しました、
また他のあらゆるメーカーのシールドも作り直したり
修理しましたが、やはり芯線が一番太い、
ものすごい高額なケーブルでも中を開けてみると
ほそ!これはカシメがあったとしてもなんかどっかに
引っ掛けたら切れるなこれ、ライブでは怖くて使えない。
カナレは太いのでハンダしろ充分にとってガッチガチに
とめてあげればまず断線しない。
あと劣化のスピードが遅いような気がする、
Beldenは劣化のスピードが結構早いのですが、
カナレは10年たって作り直しても皮膜、OFC共々
そこそこの劣化だった。
40年前のGS6興味本位で作り直したことあるけど
そこそこ使えたw
OYAIDEの中の人も推してて嬉しかった。
https://oyaideshop.blogspot.com/2024/02/blog-post_21.html#U4u9OWV.twitter_responsive
今ではパッチケーブルのみならず
ギターの内部配線もCANARE GS4とBeldenです。
あ、Volペダルの中身もだ、
Audio I/Fからパワードモニターに行くのもGS-6が良かった。
でもXLR マイクケーブルはBelden8412なんだよなー
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