牛壱日記

藤井陽一 ギタ-リスト

CANARE GS-6

2024年02月22日 07時06分49秒 | Weblog

なんでカナレのGS6一辺倒になったかと言うと、

正直、当時売ってたCanareは安っぽい、

なんかパッとしない音というイメージだった。

自分はBelden9778と9395があれば全然OKだと思ってた、

あとはMonster CableのRock

ラックの内部配線材はMogami2524をお勧めされてたので使ってた。

で、ある時のツアーリハで9778が断線したので

テックの女子頭領が自作ケーブルに変えてくれた、

なんかめっちゃよくないこれ?

弾いた感じのガッツ感が凄いんだけど?

なにこれ?どこのシールド?

「カナレのGS6でスイッチクラフトで自作です」

結構衝撃でした、その後私もGS-6を自作するようになったのですが、

結構ハンダのノリが悪くて作りづらい、

指の手脂大敵w 

なんか失敗してモコモコになったりする、

そこから10年くらい試行錯誤&修練して

やっと自作でも安定して良い音になった、

ハンダの技術は大事ですね。

あと昔、友達が某紙のケーブルインプレの記事書いてて

手伝った事あるんですが、

山のように送られて来たシールド試してたら

売られてる製品版より自作の方がはるかに音がいいという

衝撃の事実に直面、プラグとハンダ付けの技術の重要性に

今更ながらに気付かされました。

GS6のどこが気に入っているかというと、

G&Hかスイッチクラフト、ノイトリックのプラグで、

ちゃんとしたハンダの技術で作られた事が大前提なのですが、

弾いた時の音の質感、ガツっとした低音、伸びるハイ

ありきたりの言い方だけどフラットに感じる特性、

これを使い出してから逆にbeldenやMonsterの良さにも気づいて

全部作り直しました、

また他のあらゆるメーカーのシールドも作り直したり

修理しましたが、やはり芯線が一番太い、

ものすごい高額なケーブルでも中を開けてみると

ほそ!これはカシメがあったとしてもなんかどっかに

引っ掛けたら切れるなこれ、ライブでは怖くて使えない。

カナレは太いのでハンダしろ充分にとってガッチガチに

とめてあげればまず断線しない。

あと劣化のスピードが遅いような気がする、

Beldenは劣化のスピードが結構早いのですが、

カナレは10年たって作り直しても皮膜、OFC共々

そこそこの劣化だった。

40年前のGS6興味本位で作り直したことあるけど

そこそこ使えたw

OYAIDEの中の人も推してて嬉しかった。

https://oyaideshop.blogspot.com/2024/02/blog-post_21.html#U4u9OWV.twitter_responsive

今ではパッチケーブルのみならず

ギターの内部配線もCANARE GS4とBeldenです。

あ、Volペダルの中身もだ、

Audio I/Fからパワードモニターに行くのもGS-6が良かった。

でもXLR マイクケーブルはBelden8412なんだよなー

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 迷う。 | トップ | さて、仕事すっか。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事