メールが苦手だ。特に女の子へ出すメールが苦手だ。それも関係性があやふやな相手に対してメールを出すことが。元来コミュニケーション能力が低く、文学的才能や気遣いと言った能力を欠いている僕にとってはメールでのコミュニケーションは面と向かった会話とは比べ物にならないほどの困難をもたらす。
相手との距離感。これが一番の難題だ。相手はどれくらいの感覚で自分に接しているのか。そこを読み違えることが多い。あまりに丁寧すぎても親密さに欠け、距離は縮まらない。かと言って、あまりに馴れ馴れしい文体となると相手は退いてします。相手との距離のギャップを最小限にすることが一番なのだろうがそれが出来ない。分からない。
僕はメールが苦手だ。