NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

丸儲け

2009-08-07 | 休み
『魔女の宅急便』の録画を観ると、何だろうか。社会人になってから初めて観る『魔女宅』は心に来る。親からの自立、新しい街、新しい人間関係とかいろいろあってしかも初仕事だって。フィクションに驚くのもどうかと思うけど、それでも15歳くらいの大して変わらない歳の子が中学を出て自分の意思で働いている子もいるけど。

会社のシステムの中でお金を稼ぐんじゃなくて、自分からコネクションを築いてそこから仕事を得て、また次の仕事につなげていくって立派な社会人だなぁ、キキと。しかもちゃんとトンボと恋愛までしてて、絵に描いたような成功した起業家だよ。ローカルだから社員一人でも可能で、ローカルだからこそニッチな市場があって。


魔女宅※明暗
そんなくだらないことじゃなくて、初めて新しい街にやってきたときの街に拒絶されたと感じる部分の描写が今分かってから観るとすごいや。普通に社会生活を営む都市生活者と寄る辺無い感じの新参者。こういうのを演出って言うんだろうなぁ。

三日

2009-08-05 | 休み
―「foomoo フームー お先に編」(youtube)


「部長お先に失礼します、お手柄横取り ご苦労様です」というフレーズが皮肉なのか価値の倒錯なのか判断が付かなくて、これはきっと価値観が倒錯した世界観なのかと勝手に了解して、「今から私は グルメサイトの フームー」というキャッチコピーのつながらなさに勝手に心をざわつかせていたんだけれども、どうやらそうでもないような。


―「foomoo フームー 乾杯編」(youtube)


「酔っ払った部長はかなりきついです お酒の飲む前に泣きそうです」って言うフレーズは子供が職場にいるような、歌声もあいまって、感じを抱かせるところに前作と同様の不和を感じさせますが結構普通で、〆のコピーの「やっぱり仲間と グルメサイトの フームー」とのつながりもちゃんとあるように感じられてちょっと普通になっちゃったような。


2作目を観ると、部長の価値観(横取り)に対して肯定的な世界観じゃなかったのか!とちょこっとがっかりで前作ほどシュールではないけれど、やっぱり”きます”。