鹿児島の弟弟子のK先生
セミナーで会うとニコニコしながら一言
「また施術が上手くなったから浅見先生、受けてみて」
おっ今回もか~
自分から上手くなった
って言う人は中々いません
相変わらず思った事をサラリと言えるな~
嫌味がないし憎めない男で貴重な存在だけど、たまに勘違いも
ただ言うだけあって上手い
元々上手いのは分かっている。
今回更に上手くなっている
悔しいけど、センスがいいのである。
無駄がない
効くポイントが分かっている
私など
あ~でもない、こ~でもない
と散々試行錯誤をしながら会得してきたことを
「あっここね」
あっさりである・・・・
腹が立つ(羨ましい)のを通り越し、
才能とかセンスというのを感じさせてくれます
九州男児で酒豪な彼は
今回の忘年会~2次会でも、散々飲んでました
(私の倍は軽~く飲みます)
本音が聞きたいな~と思い質問を
「確かに上手くなってるけど、その手技に対するこだわりは何から来るの?」
またおちゃらけて、本音は言わんかもな・・・
「いや~単純ですよ・・・効かせたいだけっす」
「効かせる?」
「そう、とにかく効かせたい」
「俺は患者さんを何とか楽にしたい治したいって
って思うんだけど・・・そんな感じではないの?」
「う~ん、治る治らないはともかく効かせる
そして効けば結果として良くなるんじゃないですかね~」
良くしたいから 効かせる
と考えるのですが、同じでも違うのかな・・・・
以前は「痛がらせる」だけなのかと思っていた彼の真意が今回はっきりわかりました。
彼はなぜそう思ったのか?色々な思いがあるな。。。
更に
「師匠が出来るんだから、同じ人間!
俺にもできるでしょう」
変に謙虚すぎる
過小評価をする傾向がある
と言われる私などは、この有言実行ぶり
そして突き詰めていく姿勢は見習うべきです。
まだまだ整体って深いです。
という事は
私ももっと上手くなるノビシロがバッチリあるじゃん!!
ってことで、来年彼と会うのが楽しみになりました
「俺、また上手くなったよ」
ってサラリと言っていやるぞ~