原田理事長に聞く 第2弾
(前回は めまい、息苦しさは自律神経の乱れ? 原因を知るには問診を)
今回はもう少し踏み込んで、
逆流性食道炎の人へのアドバイスや注意点を聞きました
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浅見)
患者さんで不整脈のような感じで苦しんでいる人がいます。
胃の調子が悪く、逆流性食道炎もあります。
どのようなアドバイスをすればよいでしょうか?
原田理事長ー
まずは食事ですね。
食べてすぐに横になるのはダメです。
寝る前の食事も良くないので夕食後2~3時間たってから布団に入りましょう。
浅見)
食べてすぐは逆流しやすいからでしょうか?
原田理事長ー
その通りです。
食後数時間は胃に食べ物が残っています。
肉や脂など消化が悪いものを食べたあとは尚更ですね。
ゆっくりとしっかり咀嚼して食べるのも大事です。
浅見)
肉や脂以外にも何かありますか?
原田理事長ー
症状が悪化する恐れがあるので
逆流性食道炎の人はニンニクや玉ねぎを食べてはいけません。
浅見)
なるほど。体にも特徴は出ますか?
原田理事長ー
胃の裏や、やや上部に腫れや張りがあり、
そういう人は胃の噴門の下の締まりが悪く
噴門の上に胃酸が上がり炎症を起こすようですね。
それが続くと逆流性食道炎の原因になり
それが酷くなると喉や扁桃腺にまで炎症が慢性的に起こるようにります。
浅見)
喉や扁桃腺まで影響が・・・
原田理事長ー
このような症状の他に
心臓の違和感や胸の苦しさ、呼吸の苦しさ、不整脈のような感じ
などの症状を感じる方が多いですね。
これは胃や喉、食道、心臓など同じ神経の分布で動いているからだと思われます。
〇不整脈の様に感じてしまう事もあるのですね。
原田理事長ー
原因は逆流性食道炎になるのですが、
おおもとをたどるとストレスからくる胃の症状がメインになるのです。
そういった症状の人に、
にんにくや玉ねぎなどを取ることによってより炎症がひどくなるので食べさせてはいけないのです。
浅見)
なるほど、患者さんの中にも当てはまる人が何人かいます。
ありがとうございました。
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