２０１１年の読書の秋を楽しむべくの第１冊が先日紹介した「これ」だった。
元警視庁警備部・公安部等を経た作者だけによりリアルな警察ドラマを期待
していたが、誉田哲也や乃南アサ、更には最近の横山秀夫になれたせいか、
読んでいるほうが完全黙秘してしまった。無尽蔵に現れる登場人物。現れる
だけの登場人物。うーんと、はぁの連続だった。とにかく登場人物が多すぎ。
よりリアルな展開をとガンガン書き込んだのだろうが、うーん。はぁ。だわ。
誰が誰やったっけ？サブタイトルになってるおそらくメイン設定なのだろうが
なっかなか出てこない。多数キャストに完全に埋没してしまってる。
次回に期待としたい。ただし、毎度言うがあくまでオイラの私感であり、あ
なたが読んだら「すんごい、ミステリーだっ！」となることも十分あり。
どうぞ。
