メーカーがフレグランス商品を開発するとき、ターゲットを決めます。
20代の女性とか中年男性とかね。
でも、それはあくまで「向け」であり「用」ではないのです。
香りというのは味と同じで、趣向性がかなり強いのです。
たとえターゲットが誰であろうと、好きな人は好き、嫌いな人は嫌いです。
そこに年代、性別は関係ありません。
だから誰がどの香りを好きになっても自由であり、メーカーも否定しません。
ですから「向け」はあくまでも参考です。
香りの主成分から女性に向いてるかな、とか、行動派の男性を
イメージして調香したので・・・、とかね。
でも、最終的に決めるのは自分の好き、嫌いのみですよ。
ご自分の鼻で確認をして購入してくださいな。
女性用を男性が、またはその逆とか・・・香りの世界では常識です。
ぜんぜん、変なことではありませんよ。
メーカーの想定と逆のパターンだったのが、これです。
クリスチャン・ディオールのオー・ソバージュ。
空瓶ですみません。中身なくなっちゃいました。
男性用に開発したのですが、購入者の半数以上が女性だったという話し。
私の感想
うーん、いい香りだけど、男の香りだよこれは。
逆に、どんな人が買っているのか興味あるね。
今でも「男性向け」として販売してますよ。
おまけ
自分の好きなものが自分に似合っているかというと、それはまたちょっと違うんだなぁ。
それがわかれば苦労しないよね、お互い。