2017年追記
たくさんの方にご覧いただき、感謝いたします。
諸々の事情により、この記事のシリーズには裸体の画像は、ありません。文章だけです。ご了承ください。
「やっぱり写真が趣味ってことは、あの写真も撮るんだろ?」
「「何の写真?」
「あれだよ・・・フフフ・・・は・だ・か!」ニヤニヤ。
ということで、聞きたくともなかなか言い出せない、ヌード撮影会
の話しを、以前書きためたネタがありましたのでしてみたいと思います。
またまた、会社で暇つぶしに書き溜めたネタ登場です。
時代はデジカメが出始めてまだ100万画素くらいのときです。
それを考慮していただいて、お読みください。
写真店、フィルムメーカーは我々ユーザーに色々イベント
を提供してくれる。
冬のイベントといえばヌード撮影会だ。
理由は簡単、冬は撮るものが少ないからだ。
撮影してもらわなければ、現像もプリントもない。
だから、「赤字覚悟」でイベントを開催するわけだ。
そういう意味においては「デジカメ禁止」もうなずける。
あっそうそう、ヌード撮影会は「デジカメ」「ビデオカメラ」禁止です。
理由は、フィルムの現像がないから、あぶない写真をとられても
現像、プリントの段階でストップできない。
現像にださないから、もうからない。
ビデオは撮りっぱなしなので、気が休まらなくてモデルがこまる。
というものである。
話を戻そう
かなり前にはなるが、参加したことのある撮影会について話をしたいとおもう。
はたして、うはうは、むふふの撮影会なのであろうか。
フィルムメーカーコ〇カの恒例行事に、稲刈りのころ新潟で行われるヌード撮影会がある。
この撮影会は全国的に有名なのである。
なにしろ、山になっている公園を借り切り、モデル30人もくるのだ。
当日、友人と私は朝4時にフィルム10本と思いつく限りの機材を車にのせて出発した。
やはり、裸の女を撮るというのはテンションが上がるものである。
早起きしたのに全然、眠くなかった。
7時前、目的の公園の駐車場に到着した。
我々の車以外はなかった。
早すぎた?いや、それで良いのだ。
例年、2~3000人くらい参加するので、遅れると駐車場探しでとんでもない
ことになってしまうからだ。
我々は始まるまで仮眠をとることにした。
周りのざわめきで目が覚めた。
すごい人である。早起きしてよかった。
早速入場手続きをして、会場へ向かった。前売り券とは便利なものだ。
会場もすごい人だ、コ〇カの偉いさんの挨拶など、だれも聞いてない。
それでいいのだ、目的は女の裸なんだから。
モデルが大型バスでやってきた。
そうなのだ、ヌードモデルなんて、そこらへんにいるわけない。
みんな、東京から集団でやってきたのだ。
モデルが1人ずつ紹介される。そのたびに起こる歓声。
そう、だれでもいのだ。今日はお祭りなのだ。
会場のみんなは開会式から異様に盛り上がっていた。
しかし、いざ撮影開始となると、開会式からは想像できないような
展開になっていくのである。
私は友人と別れ、モデルの待つセットへと向かった・・・・
--- つづく ----
* 2015年 追記
今の時代、「デジカメ禁止」などと言ったら参加者がいなくなってしまいますが、
ビデオカメラは今でも禁止のようです。
また、カメラ店主催、フィルムメーカー主催のヌード撮影会も絶滅危惧種に
なってしまいました。
なぜなら、「赤字が大きすぎる」からです。
元々、ヌード撮影会はお得意様を接待する意味合いが強く、若干の赤字が普通なのです。
モデルのギャラ、モデル、マネージャーの交通費、会場費、プロカメラマンのギャラ、
など、1人から3,000円くらい徴収しても埋まりません。
それでも新しく発売された「肌色がきれいにでるフィルム」を使ってもらったり、
撮影後のネガを回収して自分の店でプリントしたりして赤字を埋めていました。
それなのに今は、デジカメでフィルムは買わない、現像しない、プリンターで自分で
プリントする、では赤字が大きくなりすぎるのです。
また、協賛していたカメラアクセサリーのメーカーもデジカメに対応しきれていなく、
協賛しても使ってもらえないので、今はお金を出しません。
カラーバランスでどうにでもなるのに、カラーフィルターなんて使わないでしょ?
デジカメに対応するには、光学機器のノウハウだけではなく電子機器のノウハウが必要です。