リーマンショック以来、銀行の再編が進みましたよね。
舌を噛みそうな名前の銀行がたくさんあります。
いわゆる、メガバンクというやつです。
でも再編はいろんな業種でおこっています。
ファッション業界でも同じようなことがおこっているのですが、ニュースになりません。
一人の天才がメゾンを開店しても、いつまでも生きているわけではありませんよね。
後継者がよほど優秀でないかぎり、そのメゾンの存続は難しくなります。
力のあるメゾンが弱いメゾンを吸収する、ということが頻繁におこってきました。
ファッション、宝飾、時計、皮革、酒の分野で世界を動かしているのは、
わずか3つの企業グループです。
リシュモン、ケリング、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)です。
ですから自分のお気に入りのブランドを見つけて、
「やっぱり、これが他のどれよりも最高」
と思っていても、実は他のブランドも手がけているのです。
言い換えれば、ガストのチャーハンよりバーミヤンのチャーハン
の方がうまいよね?と言ってるようなもの。
ガストにはチャーハンはたしかありませんが、例えればです。
「それって、どっちも同じだって言いたいわけ?」
いいえ、経営が同じでもブランドの持っているイメージによって
戦略は違ってくるわけですから、同じとは言いません。
しかし、会社にとって重要な意思決定をする場合、
グループのリーダーや他の傘下のグループの意見を無視するわけにはいかないので、
単独で冒険をしたり、独自の色を強く出すことが難しくはなりますよね。
本来、メゾンというのは一人のカリスマによって作られ、その人の世界観が強く
反映されるものです。
そういう意味においては、ちょっとつまんなくなったな、という感じです。
主な傘下企業です。
リシュモン
スイスを本拠地とする企業グループ。
ボーム&メルシー、カルティエ、ジャガー・ルクルト、ピアジェ、ラルフ・ローレン、
ダンヒル、クロエ
など。
ケリング
フランスを本拠地とする企業グループ。
バレンシアガ、グッチ、プーマ、イヴ・サン・ローラン
など。
モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)
フランスを本拠地とする企業グループ。
ルイ・ヴィトン、セリーヌ、ケンゾー、クリスチャン・ディオール、フェンディ、
ジバンシー、ドン・ペリニヨン、ヘネシー
など。