ABE GUITARS

ギター・ウクレレ制作
フレット楽器全般 修理調整

またまたヒータ修正 ハニー篇

2009年07月16日 | ネック関連
60年代と思われる、ハニーの12弦をお預かりしました。


このペグの付け方は・・・これまでの生涯で初めて見ました。無理矢理12弦にした、って感じですね。


ロッドで調整できないネックの反りがありましたので、ヒーター修正を施します。


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グレーベン 補色→艶消し

2009年07月15日 | 塗装剥離・再塗装
バインディング部分にマスキングをして


補色します。完璧は無理ですが、それなりにオリジナルの色に近づきました。


その後、艶消しを吹いて塗装完了。数日乾燥させます。

前の工程 続き

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スズキ サドル作成→完了

2009年07月14日 | ナット・サドル作成・調整
サドル作成の前に、溝加工をします。溝が浅いため、そのままではサドルが倒れてしまう恐れがあるからです。


作成し、完了しました。


ネックヒーター修正を施した効果もあり、適正なサドルの高さ・弦高になりました。恐るべし、ヒーター修正!

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スズキ ナット作成

2009年07月14日 | ナット・サドル作成・調整
ヒーター修正を終え、ナット作成に入ります。

スロットのクリーニング


弦間を決めて


溝を切り込みます


高さを決めて磨いて完了


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タカミネ ネック削り・再塗装

2009年07月13日 | 塗装剥離・再塗装
ネック裏にはカポタストの痕と思われる削れがありました。最初は、その段差の補修程度の予定だったのですが、かなり厚めのネックなので、削ることになりました。


スクレイパーで削っていきます。ノギスを使って厚みを確認ながら行います。


ペーパーを当てた後、塗装。諸般の事情で、削りっぱなしの色無し、ということになりました。

ウレタンウッドシーラー → サンディングシーラーと塗り重ね、最後に艶消しを吹いて、数日乾燥させました。

ペグを取り付け、セットアップをして完了です。


前の工程

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D-42 ナット・サドル作成→完了

2009年07月12日 | ナット・サドル作成・調整
ナット作成に入ります。
オリジナルの樹脂製ナット↓


取り外して


クリーニング


幅と高さを決めて


弦間を設定し



溝を切り込んで


高さを調整して磨いて完了。


この後、サドルの作成をして完了しました。画像を撮り損ねてしまいましたので、割愛します。

前の工程

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グレーベン 塗装進行中

2009年07月11日 | 塗装剥離・再塗装
塗装進行中です。目止めした後、ウッドシーラー→サンディングシーラー と塗り重ねていきます。




前の工程 続き

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グレーベン 木地着色

2009年07月10日 | 塗装剥離・再塗装
マスキングをして塗装に入ります。できるだけ薄く仕上げるために、木地着色をします。


少しずつ濃くして、オリジナルに近づけます。完璧には無理なので、後でトップコートを吹き付ける前に補色することになります。

前の工程 続き

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グレーベン サイドポジション入れ

2009年07月09日 | ネック関連
塗装に入る前にもう一つ、サイドポジション入れです。

位置を決めて


穴開け


入れました


前の工程 続き

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グレーベン サドル作成

2009年07月09日 | ナット・サドル作成・調整
サドルを作ります。


これでとりあえずセットアップ完了です。


ご本人に来ていただいて、ネックの握りをチェックしてもらいました。若干の調整してOKが出ましたので、ようやく塗装に入れます。

前の工程 続き

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グレーベン サドル溝加工

2009年07月09日 | ナット・サドル作成・調整
サドルの溝が浅いため、若干深くします。ネックの仕込角との関係上、サドルはオリジナルよりも高くなるので、倒れないための処置です。


前の工程 続き

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グレーベン ナット作成

2009年07月08日 | ナット・サドル作成・調整
そしてナットの作成。いつもの如く、です。
  
前の工程 続き

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グレーベン ペグ取付

2009年07月08日 | ペグ交換
ネック塗装に入る前に、セットアップを完了させます。そのため、ペグを取り付けます。オリジナルのウェバリーは、数個ガタツキがあったため、新調しました。


ビス穴の位置を決めて


下穴を開け


取り付けます

前の工程 続き

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そもそもヒーター修正とは?

2009年07月07日 | ネック関連
ネックに熱を加えると、指板とネックの間の接着剤が緩くなります。順反りであれば中央にクランプを、逆反りであれば両端にクランプをし、その状態のまま熱を冷まして再び接着剤を硬化させることで、ネックの反りを強制的に修正する、というのがヒーター修正の原理です。

ネックリセットが必要とは言えないまでも、それなりに反っているネックには有効な手段で、70年代のマーチンのようにアジャスタブルトラスロッドが入っていないギターはもとより、アジャスタブルトラスロッドが入っているギターでも、ロッドの可動範囲が拡大するので、やった方がベターと考えています。ヒーター修正をすることで、例えば指板を削って調整する場合やブリッジの削りが必要な場合でも、ネックの反りが僅かでも修正されていることによって、その削り度合いを最小限度にできる、という利点があります。

しかし、あくまでも「強制的な」修正なので、時間と共に状態が変わってくることもありますし、ボディとの接合部のところから反っている、いわゆる「元起き」には有効でない場合もあるので、絶対的に恒久的に有効、とまでは言えません。ヒーター修正が利かないものは、やはり一度ネックを外して仕込角を調整し、また同時に指板自体も修正する必要があります(そのいい例がヤマハG-90だったわけです)。

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怒涛のネックヒーター修正!ヤマハFG-180(グリーンラベル)篇

2009年07月07日 | ネック関連
同じく70年代のヤマハFG-180もお預かりしました。
 

これはナット・サドルの作成+指板調整とフレット交換も行いますが、指板の削りを最小限にするためにも、やはりヒーター修正を行います。


続き

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