feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

アンドレア ボルドリーニ アパッチサンクFCS(Andrea Boldrini Apache 5 FCS)

2013年11月25日 | モノ
スポルティバ ソリューションを使い始めて11ヶ月でつま先に穴が開いてしまった。

実に実に良いシューズで次を買うならまたソリューションかなと考えてるくらいに良いシューズだが、

まだリソールはきくし同じのを買うのも面白く無い。

ということで、週末に友達とグラビティリサーチ梅田に遊びに行ったついでに物色をしてきた。

当初のターゲットはスポルティバのフューチュラ。

理由はソリューションの相性がいいから、その新型も履きやすく性能が良いだろうと。

それとホームジムにソリューション使いが非常に沢山いらっしゃるので若干面白くない。それだけいい靴なんだけどね^^

店に行くと並んでる並んでる。存在感ある青い靴。

スタッフさんからまずひとこと「リソールはできません」

つま先のラバーがかなり特殊な貼り方をしているためにリソールができないらしい。

むむむ。

悩みつつ履いてみると、予想通りハマり具合はいいのだが、ヒールサイドが結構に柔らかく、ただでさえ小さい僕のかかとには余りすぎてぶっかぶか。

ソリューションはヒールカップ全体がめっぽう硬いのでしっくり来ていたのだが。

そんな感じで気になる点が二点。どうしようかと悩んでいたところに黄色いシューズが目についた。

一見してインドのデーヴァナーガリー文字のようなへんてこりんな字体でAndrea Boldriniと書かれてある。フランスの靴らしい。

最初はたっかい値段に吃驚して履くだけならタダだと試してみたわけだが、これがいい。

ソリューションと同じように前部だけに貼られたソールのラバーがめちゃくちゃ硬い。

曲げようと力を入れてみても全然曲がんない。

極小のジブスにつま先を引っ掛けるだけで安心して立つことができるだろう。

ヒールカップも結構しっかり。

サイドとヒールには見慣れぬグレーのラバーがはられてて格好いいなと思っていると、

その部分はなんとアルミを配合したラバーを使っているんだとか。

なんだか知らんがステキだ。

そして決め手が店頭ラスト一足が僕の足のサイズだったこと。

これは天命と購入を決断した。

ただしひとつイカンところは、極硬い「フォーミュラ・トラクターラバー」は日本の業者は扱ってないんじゃないかということで、同じラバーでリソールはできないかも…ということ。

大事に使わねばイカンね。

購入と同時にソリューションをリソールに出してきたので、戻ってきたら使い分けていこうと思う。


早速ソリューションはショップにあずけて実戦投入。

これはいい!

やはりつま先が硬いだけあって、小さかったり薄っぺらなホールドに楽勝で体をあずけることができる。

このおかげもあってか、前回まで落とすことができなかった2級の課題を2つとも、落とすことができた。

ヒールフック、トゥフックもしっかり貼られたラバーのお陰でソリューションと同等にすごくやりやすい。

かかとにゃ縦に二つ穴があいてるから、ヒールフックでうまくホールドに当てられたらメッチャ効くんやと思う。

アンドレア ボルドリーニ。お勧めです。

ただし。

ユーロの絡みで来年からは激しく値段があがりなんと3万台のお値段がつくとかなんとかで、輸入業者が取り扱いをしないらしい。

手に入りにくくなるね。