Leica M11 + APO-SUMMICRON M f2.0/50mm ASPH.
今年一年間お世話になった我らがホームジム、スクラッチを大掃除。
ボロいですけど(笑)和歌山のクライミング歴史を作ったここには愛着があって、いつまでも続きますようにという願いも込めて。
Leica M11 + APO-SUMMICRON M f2.0/50mm ASPH.
今年一年間お世話になった我らがホームジム、スクラッチを大掃除。
ボロいですけど(笑)和歌山のクライミング歴史を作ったここには愛着があって、いつまでも続きますようにという願いも込めて。
Leica M11 + APO-SUMMICRON M f2.0/50mm ASPH.
相変わらずキレッキレなアポズミクロンの写りを見ていて、ふとシグマのDP2Merril、DP2quattroという変態的なコンデジの事を思い出した。
sigma dp2quattro.
フォベオンセンサーという三層構造のセンサーの写りがまぁほんと特徴的で、
色味が暴れることが多かったけど目の覚めるようなシャープな写りはベイヤーセンサーにはなかなか出せないのだろうな。
こういう写りが好きなんだなと。やっぱり色は変やけど。
アポズミクロンはdp2を思い起こさせる素晴らしい解像力持ち、更に色合いもボケも素敵で、最高のレンズだなとつくづく思う。
ライカM11 + アポランター50mm
お気に入りのダマンティー
ああ、このレンズも凄いな
アポランターの写りはアポズミクロンと変わらないなって個人的には改めて感じた。
ただベクトルがアポズミクロンと同じなので、それがあるがゆえ僕には不要かなという感覚
まぁもともとアポズミクロンを手に入れるまでの待ちとして購入したので、大義は果たしたのだけど(アポズミクロンが見つかるのがあまりに早かったという誤算があった)。
アポズミクロンそのものに憧れがない方でない限り、アポランターはコストパフォーマンスが最高なんじゃないか。
値打ちのあるレンズだと思う。
ライカM11 + アポランター50mm
25日クリスマス
用事ついでに梅田に立ち寄り、梅田といえば今の僕にはなんといってもライカストア。
ライカQ2,SLなど、未知なる世界を色々と体感させていただいた。AFが効くって素敵
来年1月の値上がり告知を気にライカ商戦が凄まじく過熱しているそうで、買うなら今すぐ!猛烈なプッシュを受けました。笑
Leica M11 + APO-SUMMICRON M f2.0/50mm ASPH.
朝7時ころ、まだまだ眠たそうな梅田の街をパン屋を目指してお散歩。
ライカの写真は暗部に強くてハイライトが飛びやすいということで、実際現像してみるとそう思うフシはあるわけだけど、思い切って上げてみるのも面白いかなと思う。
長く憧れていたライカを手に入れ、レンジファインダーを覗き始めて約1ヶ月。
MFって面倒くさいんじゃないのかという考えが一番強かった訳だけれど、実際使って思ったのは、
「確かにピント合わせは面倒ではあるしやりにくくもあり、そのせいで撮れない写真が確かにある。でも、慣れてくればそこまで不便なく合せられるし所有欲に満たされつつ撮影を愉しみ、でてくる写真は素晴らしいものであって、満足度が不便さを上回る」というのが一ヶ月の感想かな。
結局1周間目インプレとあまり変わってない感じ。
面倒といえば面倒やけど好きならそれが愉しみにもなるし、慣れればどうってことないのは車のマニュアルミッション操作みたいなもんだね。
万能じゃないのは何でも一緒。
むしろ飛び抜けて魅力的なものは多くの一般的なものが欠けてるもんなので、割り切ればOKかなと。
α7R Vと50mmF1.2GMと大三元全部が買えちゃうよ?と言われたら唸るしかないけれど…
そこは例えば外はクラシックで中身はBMWエンジンのモーガンを買うかBMW M3買うかの違いのような、趣味の世界ではよくある別ベクトルのお話な訳なので考えないことにする。
ぶっ飛んだものほど一般尺度で評価できないことはぶっ飛んだTVRやkitonで経験したことがあって、
どれだけ短所があってもそれらを上回ると感じられる長所があればオールオッケー、減点法でなく加点法で判断しようという教訓が身に染み付いているので、ライカというカメラも全く問題はなかった感じ。
といってもライカはそこまで苦労を感じるカメラではないかなと思うに至った理由は下記
使っていて驚いたのは、ライカってフルマニュアルの不便なカメラだと先入観を抱いていたけど、MFをサポートしたりそこ以外の使い勝手は相当に洗練されていて、立派にデジカメをしているということ。
・一番便利だなと思ったことは、ファインダーでのピント合わせが慣れるまでなかなかうまくいかなんなというとき、ボタンひとつでライブビューが立ち上がり、ピントリングをいじればデジタルズーム表示されピントを合わせやすくなり、ピントが合っている対象のエッジ部分に色がつくので比較的容易にピントを合わせることができる。
合焦後しばらくするとデジタルズーム表示が解除されるので、構図を整えてパチっとシャッターを切れば良く、オリンパスE-M5mk3でMFレンズを扱ってきたときと全く同じでとても便利。
まぁ、多少ピントがずれたってそれはそれで味があっていいじゃないかという適当意識も芽生えてきたし。
・動き回る人や猫ちゃんであったり動きモノは絶望的。でも安定した動きで近づいてくる人なんかであれば予め地面の一地点に置きピンしておくことで解決できたりと別の撮影ロジックが存在することがわかってきた。
・望遠も絶望的だけど、1.3倍.1.8倍のデジタルズームを使ってライブビュー撮影すれば、焦点距離65mm4600万画素、焦点距離90mm3300万画素のカメラとしても撮影することができるので、単焦点でもそこそこイケる。
・ライカM11はトリプルレゾリューション機能と謳う機能があり、L(6,000万画素),M(3,600万画素),S(1,800万画素)どのサイズで撮影しても35mmセンサー全面を利用して撮影することができるらしい。だから単なるデジタルズームではないと。ただしSで撮ったからと言って質が良くなる話をあまり聞かないので普段はLで撮ってます。RAW1枚80MBなり。
・普通に撮りたいときと別に例えばモノクロベースで撮りたい時、プロフィール設定をしておけば瞬時に設定を変えることができる。
・ショートカットキー2つ3つあるので、例えばデジタルズーム、プロフィール変更をそれぞれボタンに登録しておけば切り替えは瞬時。
・LEICA FOTOというアプリが結構に優秀で、撮った写真をiPhoneやiPadと簡単に接続して写真の確認やダウンロードができる。
・USB-Cでの本体充電ができるのは旅先で便利。
などなど、普段からデジタル一眼レフをシングルポイントAFでシンプルに撮ってる僕としては大して不便は感じなかった。
そしてライカはいくつか持っているカメラ達の中で”軽く小さくて超高精細”という棲み分けポジションを作れていると思う。
普段:ライカM11
動きモノや望遠:ニコンD850+70-200F2.8
旅行用などのお手軽オールインワン:オリンパスE-M5+12-100mm(35mm換算24-200mm)F4
という使い分けをしていければベストかな。
旅行でライカとオリンパスなら持っていけいないことはないし。
ふつう登れないし、登ってみないとわからない趣味の高い山をまた一つ登れた感じで、愉しい事この上なし。
僕の大きな趣味としては2ドアMTオープンスポーツカーというジャンルがあったけれど、それに比べれば導入費も維持費も安いし、誰に迷惑かけるどころか撮った相手にも喜んでもらえるし(車が迷惑ばかりという話ではないです)、長いこと愉しめるし、言うことない。
ここまで遊べればもう望むべくはないかな、今できる趣味を愉しんでいきたいと思う。