着物で旅行 東北編

　平日ですが仕事がらみで東北は岩手県を旅行してきました。ほとんどがバスでの移動との事で、着物はしわになりにくい化繊にして、帯も半幅で座っていると気にはかるた結び、降りた時に雅結びに変えてと簡単にして、ウレタンソールの草履とベルベットのコートを持って出かけます。着替えは下着のみ。一泊ですから楽です。

　朝早くの出発なのでコンビニで朝食を買いこみます。バスにはおばちゃんたちが沢山・・・・・。おじさんも沢山。どこの旅行でも一番若いので「いじられ」ております。ドリンクとおつまみを配られてガイドさんの話もそこそこに一眠り。四時間以上もゆられて最初の目的地「花巻温泉」に到着です。温泉地に来たのに温泉に入らず「坂本冬美ショー」。懐かしい曲をカバーしたのが流行ってますね。しかし全部のツアーを見ている追っかけファンもいるとか。すごいです。

　二時間たっぷり聴いて、それから昼食。会場では呉服の展示会もしている様子。でも招待されていないので入れない・・・・・。観たいのに・・・・。無理みたい。でもお土産売り場での他の方々の会話を聞きとることが出来ない（笑　御国訛りはいいですね。

　再びバスで移動。予定よりも早めに宿泊ホテルに行きたいと昭和一桁世代がリクエスト。まあいいか。今度は海側の「宮古」を目指します。岩手県は本州で一番大きな県だって。南北にも長いのに奥羽山脈を境に海までの東西も長い。山田線沿いに走るコース。山間に民家が見えます。紅葉も綺麗。うとうとしながらやっとホテルに到着。部屋に入って家族に連絡。その後はひと風呂浴びて宴会です。

　ホテルの土産物店って必ずチェックしますよね。ここでは「久慈琥珀」が沢山売られていて、何か思い出にと簪をゲット。琥珀も色々ありますが、濃い飴色の物を選んでみました。虫入りのは高いのですって。揺れるチャームが付いていて私好み。

　ゆっくり眠って翌日は「浄土ヶ浜」を観光。綺麗な海！海岸で貝を拾いました。ちょうどテレビ局の取材が来ていて、写ったかしら？

 

　またバスに揺られて釜石へ。ここから三陸鉄道にのって「盛」まで行きます。産直列車ということで、中ではいろいろな物が売られています。手作りのお餅や饅頭。お茶はサービスですって。車掌さんのお話も面白く、観光スポットでは徐行してくれるんですね。とにかく楽しい一時間でした。

　釜石から大船渡へ。ここで海の幸をたっぷり食べて、気仙沼まで。ここは宮城県？フカヒレとマグロが有名なんだって。海の市場でお土産を買います。とりあえずフカヒレスープを買って家族への土産にしました。

　そこから最寄り駅までまたまたバス・・・・。バス・・・・・・。お尻が痛いわ。

　家までは電車ですから、もう一日かかるんですよ。あ～長い。

　紅葉と海の幸。贅沢な旅でした。