愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2025.1.29)
NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、
観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施しております。
【次回のワンコイン・サポーターズ事務作業】
2025年3月29日(土)13時~ 東別院会館地下106教室
※予定分が終わり次第解散となります。
NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、
観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施しております。
【次回のワンコイン・サポーターズ事務作業】
2025年3月29日(土)13時~ 東別院会館地下106教室
※予定分が終わり次第解散となります。
代表の久田です。「くぐなり食堂ニュース」2013年4月27日に掲載した文を紹介します。
ボランティアの語源は「志願兵」
91回報告でボラセンスタッフの石田が「ぶっちゃけ、私はボランティアという言葉は嫌いです」と書いています。ボランティアのMさんは今の活動がボランティアかどうか若干の違和感を覚えていらっしゃいます。
災害ボランティアであれ、他のボランティアであれ、ボランティア活動にはいろいろなものがなければならない、と私は考えています。
その上で、「ボランティア」に関する私の考えを述べます。ボランティア(volunteer)はもともと「志願兵」という意味です。「志願する」という言葉にあるのは、主にボランティアである自分の側のことであり、ボランティアの対象者への視点に欠けるところがあると思います。「ボランティア」という言葉にどこか偽善的な匂いを感じる方がいらっしゃるのは、そもそもの語源にも起因していると考えています。
「被災者自立支援 負けせんぞ水害にしび」という名前の青臭さ
私も実は「ボランティア」という言葉を好ましくは思っていません。2000年の東海豪雨水害の際には、「被災者自立支援 負けせんぞ水害にしび」という団体を起ち上げました。この頃、私は「ボランティア」に替わる言葉を探していました。それが「被災者自立支援」という言葉でした。今から思えば青臭い言葉だと思います。そもそも小さな民間団体が被災者に仕事や家を提供できるはずもありません。
なお、この時は、愛知県西枇杷島町で、毎日夕食時に副食1品を提供したり、町内6,000戸に全戸配布する地域ニュースを隔週で発行したりするなどの活動を行いました。「くぐなり食堂」や「くぐなり食堂ニュース」を配布する活動の原型がここにはあります。
いろいろな考えをこめて名付けた「被災者応援 愛知ボランティアセンター」
「被災者応援・愛知ボランティアセンター」が愛知ボラセンの規約上の正式名称です。単純な名前ですが、色々考えて名付けました。「東日本大震災」とつけていないのは、大災害がおきれば0泊3日で行ける範囲なら、どこへでも応援にいく姿勢の現れです。「被災者応援」であり「被災者支援」ではありません。「支援」は力を貸して助ける意味です。「応援」は仲間として声援や拍手を送り励ます意味があります。被災された皆さんは仲間であり、友達だと考えています。そして、被災された皆さんの復興に向けての活動を応援しようと考えています。個人的には好きではない「ボランティア」という言葉ですが、それはあくまでも私の個人的なことです。そんな個人的な好き嫌いより、言葉として定着している「ボランティア」とした方が分かりやすいと考えました。「被災者応援」とつけているので、対象者への視点が欠如することもないと考えました。
さらに、気のあった仲間のグループ活動ではなく、より多くの人々が参加する活動をすることを意図して「センター」としました。また、英語やカタカナのかっこいい名前では、いちいち説明しなければなりません。それも独りよがりではないかと考えました。「愛知」と名付けたのは、被災地から遠く離れた愛知から来ているというだけでも応援のメッセージが込められると考えてのことです。
まとめれば、被災された皆さんが元気になること、そして復興への歩みを、仲間として愛知から応援を続ける、そのために必要な活動をする、これが「被災者応援・愛知ボランティアセンター」の名前にこめた私の基本的な考えです。