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Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

ロング・グッバイ

2007-05-25 23:52:04 | ThinkAbout..
ブログなかなかアップできなかった。

なぜでしょう?

それは、小説にはまっていたからです。

『ロング・グッバイ』レイモンド・チャンドラーの書いた本で、かつては清水俊二が翻訳した。
そして村上春樹が翻訳し、最近発売になった。

清水は「さよならを言うのはわずかの間死ぬことだ」という訳にたいし、
村上は『さよならを言うのは少しだけ死ぬことだ』になっている。

よく言われるのは、清水の翻訳は映画のセリフのようにカッコよく、
村上の翻訳は文章の流れに沿った自然な表現といわれる。

個人的に村上春樹が大好きで、処女作の『風の唄を聴け』は何十回読んだかわからない。

ちょうど、エスロさんの送別会を企画してて、
そのとき出会った『ロンググッバイ』は絶妙のタイミングである。

LONG・GOODBYEには2種類の状態がある。

①もう、ずーと会えない意味
②名残惜しくてなかなか別れられない意味

とにかく素敵な別れはいいことだ。

ビッグウエンズデイで、離れ離れの友人3人がビッグウエーブを前に再会する。
波に乗った後、またな、で別れる。
あの感動的なシーンだ。

明日はまさにそれをやっちまおう!という段取りだよ。
今、湘南はムネ~カタに波が育っている。
明日、北から南に風がシフトするとウエーブ天国になる。
明日はそれに酒付きだ。

思い切り巻かれた後に、酒に巻かれるか!
会場もとってもグーだし、おいしい料理はみんなをハッピーにするだろな。

明日は良い日にしよう。
『今日は楽しかったよね。またいつか乗ろう!』
そういう言葉が出てくる素敵な夜にしよう。