5月9日、サザンビーチ。
夕方からサーマル、6㎡前後。
SUPで出艇。
85Lでも十分走る風域になったが、
時間的に板チェンジが億劫になり、そのままSUPで乗り続けた。
SUPに付いてるFINは、基本サーフィンのFINなので、
ウインドのアップウインドのスピードを考慮してない。
だからすぐ抜ける。貧弱なのだ。
ウインドの際はG10の26センチくらいがいいでしょう。
アウトへ向かうとき、FINが水中からやっと離れるくらい飛んだ。
艇速があればちょっとは飛ぶのだ。
で、着水はなかなかの衝撃である。
前へジャンプするにはいいが、上へジャンプするのは絶対ダメである。
適当なウネリを見つけてジャイブする。
レイルを海面に噛ませなくてもチョイト膝を入れるだけでターンする。
おそらくウインドの板よりもジャイブはイージー。
ドライブはしないが、そこそこシャープにレイルジャイブできる。
初心者がレイルジャイブを体得するために都合がいいし、
なにしろ沈しづらいので強風がイヤになる、ということが減るだろう。
ビーチへ戻ってくる。
ストレートオンショアでは当然バックサイド中心になるが、
ちょっと色気づいてフロントへ振ってみる。
しかし、板が全く振れない。
板が重すぎて、波のフォールラインに絡んで落ちて行くので、それ以上振れない。
やはりここはウエーブボードにはかなわない。
ところが意外とビックリはバックサイドである。
この板の重さが長所になる。
うすいウネリでも板を少し風下に向けるとすぐテイクオフする。
これはウエーブボードより遥かに反応が良い。
これを可能にしてるのが30ichという幅である。
それからは無理矢理回さず、レールを生かしながら波乗りを楽しむとOK!
まさにロングのように大きく優雅に回すと楽しい。
当日ちょいと思ったこと。
オンだけど、インサイドは波がある。
ここで遊ぶ人と遊ばない人がいる。
ボード形状で波乗り向き不向きがあるが、遠慮することはない。
スラ系ならウネリに乗って思い切り加速してジャイブアウトすればよろしい。
なんにもせず、タックして、しかも板がふらついてセイルを落とし、
ダンパーの餌食になったら道具だけでなく身体がやられてしまう。
気をつけよう。
ご安全に!