
今日の金曜ロードショーで初めて観た。
えれー感動した。
舞台挨拶で、ケン・ワタナベが号泣したという理由がわかった。
山崎豊子の人間の本質を問う最高傑作。
猛烈なJAL批判で苦笑いするほどタイムリーなのだが、
衝撃的なオープニングから、転じて清々しいエンディングまで一気に4時間。
『義』とは何か、自分と向き合いながら観ることになった。
純粋に目標に向かって組織が一体となり突き進むなど、
会社規模が大きくなれば、その理想とはかけ離れていく。
希望が打ち砕かれ愕然と理想から離れる者。
出世街道を進むため、理想を机の引き出しの奥深くに収める者。
熱く語るものが管理職に邪魔者扱いされ、
我々は保身のために本来の目標を失う。
この映画のあらすじやレビューはいろいろなサイトにアップされている。
だから、中略。
さて。
海は、我々ウエーバーに様々なことを教えてくれるという。
では、具体的に何を教えてくれたのか、具体的にオイラに伝えてくれた人はいない。
結局のところ、沈まぬ太陽を観て、オイラと海の関係を考えてみる機会ができたので書き留めておく。
明日になると忘れるかもしれないので。
オイラのウインドスタイルは、風に逆らわず、波に逆らわず、至極自然体であること。
その中で、ボードが矢の如く行きたいところへ突き進むことを目標にしている。
人生は究極のところとてもシンプルで、
それが複雑であろうともそれをシンプルにするのは能力であり、
さらに複雑にさせるのは己の魂に忠実でない場合に起きるとも言われる。
何を言いたいかというと、海から教わるという言葉は、とりもなおさず、
海で吸収したものを日々の仕事に反映させること、と思ったわけである。
男、矜持を貫き通せば、それは己の魂の義にならん。
オイラは今の仕事のやり方に誇りを持ち、
寒いけどがんばってウエーブすっぺ!!