(黄金バットはノーパンフルチン。でもガイ骨なのでチンチンはナシ。
あれは骨ではないのだ。)
会社のロッカーで朝着替えをする。
男子ロッカーの隣は女子ロッカーである。
パーテイションボードで仕切られている。
朝はだいたいどの人も急いでいるので黙々と着替えるはずなのだが、
ちょうどオイラが着替えている時間帯、
おぞましい笑い声が女子ロッカーから聞こえる。
その笑い声は特定の女子なのだが、
まるで黄金バットの笑い方なのである。
洞窟や井戸の中で響き渡る太くどっしりした死神の声である。
(ところで、黄金バットとはオイラが幼少期のころのアニメの正義の味方である。
謎の秘密結社ナゾーをやっつける。
黄金バットはどこから来たのか、コウモリだけが知っている。)
彼女の話し方はいたって普通の女性の声なのだが、
いざ笑うと周囲を奈落の底へ落し込むような笑い声なのだ。
どんな顔の女なのか当然興味を持つ。
社内で探すのはいたって簡単だった。
食堂でその笑い声がしたので、一発でその声の持ち主を見つけることができた。
スレンダーで髪が長い。30ちょい過ぎの普通の女である。
その笑い声、黄金バットと表現したが、
実際の声の持ち主が意外と普通の女性だったので
自分の中で訂正せざるを得なくなった。
【旧】黄金バット ⇒ 【新】蛇女ゴーゴンである。
髪の毛が蛇でできていて、それを見た船乗りは石になってしまうのである。
オイラはランチを食いながらその声と本人を見て固まってしまった。
周りの女の子たちもその地獄笑いをやめろと注意したらいいのにね。
(初期の黄金バット)
遠路わざわざお立ちよりありがとうございます。w