The Beatles (White Album)
中学生のときホワイトアルバム聴き出したよ。
ホワイトアルバムなんてジャケットにクレジットされてないのに、
音楽好きの同級生なんかは、「ホワイトアルバムがよ~」とか言ってた。
ホワイトアルバムがどうしたんだか覚えてないけどね(笑)
通称ってやつだ。
世界中の人が通称で呼んでるって凄くね??
よく聴いたよ。もちろんレコードで。
ジャケットから出してクリーナーで拭いて、
ステレオはビクターだったな。大きいスピーカーで。
田舎の1軒屋だったから大ボリュームで聴いてたよ。
バッキンザユーエス、バッキンザユーエス、バッキンザユーエセセアー!!!!!
今でも聴いてるよ。数えたら43年、いつも聴いてるよ。飽きずに(*´ω`*)
レコードから、CD、CDはリマスターからリミックス。
聴くのは、ちゃんとしたステレオから、ちっちゃいコンポ、カーステ、iPhone、、どんどん小さくなってく。
なんか昔の音のほうが迫力あったな。
ヘルター・スケルターなんかスピーカーのウーファーがボコボコ動いてたし。
なんかデジタルはどうなんだろな。
デジタルはガーンと来るけど、ドバーン!って来ないみたいな。
なに、その差は。
デジタルは頭の中ではシャキーンとするけど、ハートまでは揺さぶらないみたいな。
それならわかるな。
まあビートルズのリミックスについては賛否両論あるね。
貴重なオリジナル音源をいじっていいのか!とか。
オリジナル音源は神聖なんだぞ!とかね。
否定はしない。確かにそのとおりでもある。
でもさ。
オリジナル音源に埋もれてるリズムセクションとか、ちょっとしたギターの音とか聴きたくなるっしょ。
リミックスはこれがあるのよ。あ、この音は!!!!アルナシでぜんぜん違う!
リマスターではならないのか?
ここで、リマスターとリミックスの違いです。
リマスターは、音の定位などあまりいじらず、ノイズを除去したりする。これはこれでいい。
一方リミックスは、音を一旦分解して、組み直す。超ダイナミックなのだ。
(あってるかな?)
リミックスのデメリットもあるね。
制作側がアーティストの意図を汲まないとメチャクチャなものができるってよ。
でも安心してくれ。
プロデューサーはジョージ・マーティンの息子、ジャイルズ・マーティンだ。
ビートルズは過去全作品リマスタリングされて再発売されたよ。
BOXセットで買ったよ。
で、リミックスで出たのは唯一サージェント・ペパーズ。
これには驚いた。
レコーディングしてるとき彼らはこの音聴いてたんだなって思ったよ。
それでもサージェント・ペパーズは4トラック録音。ちゃっちいんだよね。
ホワイトアルバムも4トラック録音で始まったんだけど、
ポールやジョンが言ったんだろうな。「音、入り切らね~、足りね~」って。
で、途中から無理やり8トラック機材導入したんだな。
録音途中に、8トラック機材が新発売になったかもしれんね。
8トラすげっす、すげっす!買いだな、おい!って言いながら録音していったんだな。
ところがベースは4トラックやん。
それで発表したんだけど、本来意図してた音じゃなかったのね。
で、50年たって、全部の音を一旦バラバラにして再組み立てしたのさ。
そうやることで、本来意図してた音になったというわけ。
ただしだ。ただしがある。
あまりにも有名なアルバムなので、オリジナルのバランスを崩さないようにした。
オリジナルを尊重して、当時のバンドダイナミズムを増強させたってわけだ。
だから、これは聴かねばならぬ。
これだけ説明しておいて、まだ買ってない(笑)
買ってもiTunesからだな。iPhoneで聴く(*´ω`*)
ちゃんとした機材で聴きたいなあ。
ここですぐ聴けるだろね。
アンプ:Mchintosh MA6900
スピーカー:JBL 4333A
CDプレイヤー:STUDER A725 & WADIA 850
レコード・プレイヤー:YAMAHA YP700/SHURE M75MB type2
電源ケーブル:ACOUSTIC REVIVE
LINE ケーブル:ACOUSTIC REVIVE
スピーカー・ケーブル:ACOUSTIC REVIVE
このリミックス版をさ、中2の自分に聴かせてみたい。
まだ買ってないけど(笑)
なんて思うかね。
LPとリミックスの差を。
中2のオレが56のオレに向かって、
「まだ聴いてんのかよ」って言うんだろうな。
「もっとすげー音楽出てねえの?」って。
「出てねーよ」って答えるよ。
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