コメ作付け・・・消費者の信頼を得るために必要なこと。
BSE検査を例にとって、コメ作付けに対する考えを述べた回の再録です。
2月14日分ですが、よろしかったら。
↓
前回 、「野坂さんの懸念」の回において、米国牛の輸入についての規制
緩和に不安を覚えたのは、日本と米国のあいだの検査や管理体制には、
つぎのような違いがあるからです。
つまり 米国では
● いまだに牛由来の肉骨粉をブタやニワトリに与えている
● 牛に牛由来の肉骨粉を与えていないのかの調査があやふや
● 自力歩行が難しい牛などでしかBSE検査をおこなっていない
● BSE検査をおこなっているのは全体の0.1パーセント程度
というのが実態であるらしい。そのような規制が緩やかな米国に対して
わが日本では
● 牛1頭ごとに耳票をつけて生産履歴を管理
● 自治体をふくめて全頭検査を行う
● 牛由来の肉骨粉をブタやニワトリに給与することすら認めていない
という、まさに完璧といってもよい対策がとられています。
このように、飼育と流通に関する徹底した管理体制がとられていること、
それこそが日本の消費者の信頼を得ている理由であると、あらためて確認
した次第です。
さて、そこでです。
ここでひとつ考えたいのが、次作の植え付けなどに代表される農産物の
放射性物質汚染に関連の“騒動”〔こちら〕です。
現場には現場なりの諸事情があってのこととは思います。思いますけれど、
買い手である消費者のみなさんの信頼を得られないようでは、困るのです。
〔BSE検査に関する日米間の格差でもわかるように〕農産物の放射性物質
汚染に対する多くの消費者の懸念を打ち消し、そして信頼を得るためには、
〔日本のBSEの対策に比肩するような〕徹底した生産管理と調査をおこなう
必要があるとおもうのですがいかがなものでしょうか。
なんといっても農業は、買ってもらってなんぼの世界なのですから。
▼ 福島県知事の発表された、こういったニュース もありました。
消費者をして、ここまでするのかといわれるくらいの対策を講じる
ことこそが、信頼回復への近道かと。
「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
BSE検査を例にとって、コメ作付けに対する考えを述べた回の再録です。
2月14日分ですが、よろしかったら。
↓
前回 、「野坂さんの懸念」の回において、米国牛の輸入についての規制
緩和に不安を覚えたのは、日本と米国のあいだの検査や管理体制には、
つぎのような違いがあるからです。
つまり 米国では
● いまだに牛由来の肉骨粉をブタやニワトリに与えている
● 牛に牛由来の肉骨粉を与えていないのかの調査があやふや
● 自力歩行が難しい牛などでしかBSE検査をおこなっていない
● BSE検査をおこなっているのは全体の0.1パーセント程度
というのが実態であるらしい。そのような規制が緩やかな米国に対して
わが日本では
● 牛1頭ごとに耳票をつけて生産履歴を管理
● 自治体をふくめて全頭検査を行う
● 牛由来の肉骨粉をブタやニワトリに給与することすら認めていない
という、まさに完璧といってもよい対策がとられています。
このように、飼育と流通に関する徹底した管理体制がとられていること、
それこそが日本の消費者の信頼を得ている理由であると、あらためて確認
した次第です。
さて、そこでです。
ここでひとつ考えたいのが、次作の植え付けなどに代表される農産物の
放射性物質汚染に関連の“騒動”〔こちら〕です。
現場には現場なりの諸事情があってのこととは思います。思いますけれど、
買い手である消費者のみなさんの信頼を得られないようでは、困るのです。
〔BSE検査に関する日米間の格差でもわかるように〕農産物の放射性物質
汚染に対する多くの消費者の懸念を打ち消し、そして信頼を得るためには、
〔日本のBSEの対策に比肩するような〕徹底した生産管理と調査をおこなう
必要があるとおもうのですがいかがなものでしょうか。
なんといっても農業は、買ってもらってなんぼの世界なのですから。
▼ 福島県知事の発表された、こういったニュース もありました。
消費者をして、ここまでするのかといわれるくらいの対策を講じる
ことこそが、信頼回復への近道かと。
「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」