続・ここまで燃料費が上がってくれば。
前回は農業分野の施設栽培における燃料費高騰とその影響について
のお話でした。続編の今回は漁業、その中でも とくに影響を受け
やすいカツオやマグロ漁の漁船に使う燃料の購入費用についての話
しとなります。
そこでまず前回と同じように重油がリットル当り約70円であった
場合とリットル当り約90円のばあいの金額の違いを表にしてみま
しょう。
それがこの表ですが・・・
のののののののの年間重油量のの70円のばあいの90円のばあい
マグロ はえ縄漁のの30万Lのの2100万円のの2700万円
カツオ一本釣り漁の100万Lのの7000万円のの9000万円
と、70円と90円では だいたいこれくらいの価格差がでてくる
ものとされています。
〔2004年には35円前後だったことも含めて〕いかがですか。
この話をすると、とくに「カツオ船の重油使用量は700万~90
0万ではないのか」と 問いただされる方が多いのですが、これが
ほんとうに7000万~9000万で推移しているのです。
ちなみに別の資料では「130トンクラスのカツオ近海一本釣り漁
船」の船主の談話として、「1週間ほどのひと航海で300万円か
ら400万円分の重油」を使用するので「年間では約1億円になる」
というような話しもありますから、数字はまちがてはいない。
これが農業よりも重油を使用しなければならない水産業のきびしい
現実といえます。
昨年の新聞 →
このまま円安イコール原油価格の高騰がつづくとなれば、出漁回数
を減らしたり・ときには断念したり、さらには廃業していく漁業者
が〔農業以上に〕多くなっていくのは確実なのではないでしょうか。
ちなみに原油価格の高騰は、水産物や農産物を運ぶ運送会社にも影
響をあたえますし、なにより水産物や農産物を買ってくださる一般家庭
のサイフのヒモにも影響していくのだろうと、いまはその影響のさら
なる広がりを、〔円が安くなっていくごとに〕ただただギクギク〔危惧危惧〕
いたしております。→ 農業のばあいは こちら 。
◎ 円安の影響によるコスト増大の影響は農業や水産業だけにはとど
まりません。じつは他産業の企業トップも、円安による輸入コス
ト増加による悪影響懸念しているというロイター記事は こちら 。
「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
前回は農業分野の施設栽培における燃料費高騰とその影響について
のお話でした。続編の今回は漁業、その中でも とくに影響を受け
やすいカツオやマグロ漁の漁船に使う燃料の購入費用についての話
しとなります。
そこでまず前回と同じように重油がリットル当り約70円であった
場合とリットル当り約90円のばあいの金額の違いを表にしてみま
しょう。
それがこの表ですが・・・
のののののののの年間重油量のの70円のばあいの90円のばあい
マグロ はえ縄漁のの30万Lのの2100万円のの2700万円
カツオ一本釣り漁の100万Lのの7000万円のの9000万円
と、70円と90円では だいたいこれくらいの価格差がでてくる
ものとされています。
〔2004年には35円前後だったことも含めて〕いかがですか。
この話をすると、とくに「カツオ船の重油使用量は700万~90
0万ではないのか」と 問いただされる方が多いのですが、これが
ほんとうに7000万~9000万で推移しているのです。
ちなみに別の資料では「130トンクラスのカツオ近海一本釣り漁
船」の船主の談話として、「1週間ほどのひと航海で300万円か
ら400万円分の重油」を使用するので「年間では約1億円になる」
というような話しもありますから、数字はまちがてはいない。
これが農業よりも重油を使用しなければならない水産業のきびしい
現実といえます。
昨年の新聞 →
このまま円安イコール原油価格の高騰がつづくとなれば、出漁回数
を減らしたり・ときには断念したり、さらには廃業していく漁業者
が〔農業以上に〕多くなっていくのは確実なのではないでしょうか。
ちなみに原油価格の高騰は、水産物や農産物を運ぶ運送会社にも影
響をあたえますし、なにより水産物や農産物を買ってくださる一般家庭
のサイフのヒモにも影響していくのだろうと、いまはその影響のさら
なる広がりを、〔円が安くなっていくごとに〕ただただギクギク〔危惧危惧〕
いたしております。→ 農業のばあいは こちら 。
◎ 円安の影響によるコスト増大の影響は農業や水産業だけにはとど
まりません。じつは他産業の企業トップも、円安による輸入コス
ト増加による悪影響懸念しているというロイター記事は こちら 。
「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」