悪天候こそは、腕の見せどころ[前編]。
6月から7月上旬にかけて降り続く雨の影響で、平年の半分以下の
日照におちいってしまった宮崎県地方。ほとんどすべての作物にお
いて、長雨のもたらしている日照不足の影響がでてきています。
のの
その日照不足の影響ですが・・・
作物が軟弱に育つ
↓
作物の身体が、長く・軟くなる
↓
葉が垂れる
↓
込み合って、ますます日照が少なくなる
↓
光合成がうまくできず、栄養不足の状態となり
↓
下葉が黄化してくる
↓
下葉から病気が発生する
↓
根が弱る
↓
果実の生育がばらつく・遅れる
↓
果実の糖度や着色が悪くなる
といったような連鎖的な悪循環が生じることが知られています。
この生育環境の悪化による影響を真っ先に受けている作物 ・・・
それが 3月末から4月はじめに植えつけられ、例年であれば7月
末に出荷される早期栽培のコシヒカリ と いうことになります。
そういった状態の代表的な生育の水田が こちら。
株の色がどす黒いかんじ →
一株の大きさが長くなりすぎて、株と株の間の溝がみえないほどに
生育し、葉イモチ病が発生、ところどころですでに株の倒伏がはじ
まっています。
のの
こちらが全体像ですが、生育に凸凹がある[生育差がある]のが確
認できますよ。
こうなると、なかなか実が熟れないので刈り取りが遅れ、熟期がば
らつくので収穫適期がそろわず結果的に実の品質が低下しますし、
なにより 台風などの強い風雨に遭うと ばったりと株が倒れてし
まい、ヘタすると収穫が皆無になることにもなりかねません。
後編に つづく。
◎ 栄養成長期と生殖成長期が分かれているイネ・・・栽培の
基本を学ぶ[腕を磨く]には最適な作物だ と思います。
「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
6月から7月上旬にかけて降り続く雨の影響で、平年の半分以下の
日照におちいってしまった宮崎県地方。ほとんどすべての作物にお
いて、長雨のもたらしている日照不足の影響がでてきています。
のの
その日照不足の影響ですが・・・
作物が軟弱に育つ
↓
作物の身体が、長く・軟くなる
↓
葉が垂れる
↓
込み合って、ますます日照が少なくなる
↓
光合成がうまくできず、栄養不足の状態となり
↓
下葉が黄化してくる
↓
下葉から病気が発生する
↓
根が弱る
↓
果実の生育がばらつく・遅れる
↓
果実の糖度や着色が悪くなる
といったような連鎖的な悪循環が生じることが知られています。
この生育環境の悪化による影響を真っ先に受けている作物 ・・・
それが 3月末から4月はじめに植えつけられ、例年であれば7月
末に出荷される早期栽培のコシヒカリ と いうことになります。
そういった状態の代表的な生育の水田が こちら。
株の色がどす黒いかんじ →
一株の大きさが長くなりすぎて、株と株の間の溝がみえないほどに
生育し、葉イモチ病が発生、ところどころですでに株の倒伏がはじ
まっています。
のの
こちらが全体像ですが、生育に凸凹がある[生育差がある]のが確
認できますよ。
こうなると、なかなか実が熟れないので刈り取りが遅れ、熟期がば
らつくので収穫適期がそろわず結果的に実の品質が低下しますし、
なにより 台風などの強い風雨に遭うと ばったりと株が倒れてし
まい、ヘタすると収穫が皆無になることにもなりかねません。
後編に つづく。
◎ 栄養成長期と生殖成長期が分かれているイネ・・・栽培の
基本を学ぶ[腕を磨く]には最適な作物だ と思います。
「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」