Fさんに定石の説明をしながら頭の片隅では『定石を憶えて2目弱くなり』という言葉がよぎっていった。
これはかなりの確率で正しいですよね。
正しいとか間違いとかを言うのに確率はおかしいかもしれませんが、例外が少ないというか、誰しも思い当たるところがありそうという意味で正しそう
でも、当然のことですが「定石を憶えると弱くなる」という逆説ではない
そんなことがあったら、定石をたくさん憶えた人のほうが弱くなる?
それでも、一見そんな風に見えるようなところもある程の面白さもありそう
新しい定石を憶えるとTPOを考えずに試したくなるし、定石によっては使い勝手というか”取り扱い注意”的なものもあるから、なれない火遊びで火傷をすることが多い
だからその失敗の原因たる2行目を飛ばして、1行目の「定石を憶える」から3行目の結論「弱くなる」を結び付けている・・・面白いというか
簡単に言えば「生兵法は怪我の元」
それではあまりにそっけない言い方ですから面白くしたのでしょう
ところで新しい定石を憶えれば使ってみたくなるのは普通の心理でしょう
新しい服を買ったら何処かに出かけたくなるみたいに・・・
つまり外出するために買った服→新しい服があるからどこかへ行きたい、に逆転しているみたいで「定石・・・」の話に似ているところがあるようです。
一寸寄り道
新しい履物の場合も似たような心理が働きます・・・昔の話ですが
小学校時代通学は運動靴でしたが、家の周りでは下駄のことも多かったから、チャンバラや野球まで下駄履きでやったことがある
更に貯木池の丸太の上も渡ったり・・・(身軽なスタイルの時代です)
高校の時でさえ雨の日は下駄通学OKだったのですから
更に昔なら、お盆とか暮れに下駄を貰うということもあったらしい
まあともかく日常の生活の中に下駄は存在していた
何といっても台所が土間でしたからね、ここは下駄の世界ですし、今と違って下駄では入館禁止という建物は無かったでしょうから(市内にデパートなどなかったし)
そんな時代ですから、夏の夜は浴衣に下駄履きで出かけます。
これなら私服外出のチェックにまず引っかからないですし
細かな絣模様に団扇か扇子を持って・・・(高校時代です)
さて新しい下駄を貰うと出かけたくなるものです・・・これは今のように新しい靴と置き換えられないほど「下駄」の方が強いのでは?
靴の方は人に見せる?下駄のほうは自分の感触を楽しむでしょうか
但し新しい履物を夜下ろすのは何かのタブーに触れるらしい
「夜口笛を吹いてはいけない」は魔物などを呼び寄せるというタブーですが、履物はよく分からないが「オマジナイ」は生きていました
履物の裏に消し炭などで一寸汚す・・・何の意味かは分かりませんが
今にして思うと「使いなれたものだから、事故には遭いませんよ」というオマジナイか、それとも夜どこかで魔物に見られて「新品をねたまれるのを嫌った」のか・・・さあどっちだろう?
使い慣れているというオマジナイなら「定石・・・」と一脈通じるものが無いだろうか
定石の場合オマジナイでは問題の解決にはなりませんが
私の知り合いに何処かの若手プロの研究成果に敏感な人がいまして、当然ですが難解定石とか一歩間違えば谷底みたいな危険と隣り合わせの定石が好きな人がいます。
勿論それなりの理由はあるでしょう
最新の研究成果なら、まだ知っている人が少ないから対応ミスを誘いやすい
難解定石なら、相手がビビッて避けたがる場合それだけで効果があるかも
そういう勉強熱心なところを誇示したいという下心も無しではなかったでしょうが、それはマア彼の名誉の為に触れないしてことにして
さてそういうところがあるから、ハメ手やらナダレやら韓国最新版などバラエティに富んでいる。
そういう意味では楽しい相手ともいえますが
(私などこの正反対的で、ありきたりの極々普通の感じです)
なぜか私がお試し台になることが多かったような気がします。
試してみるのに格好の相手だったのかも知れませんね、多分相手にとって予想通りの反応をするのでしょう。
まあしかし、最初の実験みたいなものですから、彼が勝手に転ぶことも多かったから必ずしも成功はしないのです、決まれば鮮やかということでしょうが。
そのせいか、彼はその成功の味が忘れられないのか・・・今何処かの保険のTVCMにあったですね「彼は成功を忘れられない・・・」
彼は新しいもの、相手があっと驚くようなものが大好きで、例え失敗しようとメゲルような弱い性格ではない
それでは彼がこういう半分道楽みたいな打ち方をしなかったら今より勝率が上がるのだろうか?・・・かなり予測が難しいですね。
それで彼の場合は次々と新しいものを試すタイプで、当然失敗もついて回る
私も新しいことをやらないわけではないが、当然の失敗に「懲りない」タイプ
だから、相当しつこく繰り返す
失敗を重ねないと身につかないという開き直りがあります
だから「定石を憶えて2目弱くなり」は相当な確率で正しいとして、「それに懲りてはいけない」とも思っているのです。
定石を憶えて失敗するのはご愛嬌で、せっかく憶えたものを実戦で試さなくてはいけないですよね。
問題は状況とその定石がフィットしているかどうか・・・でもそれにしても失敗を重ねなければ身につかないものもあるでしょう?なんといっても私は素人ですからね
これはかなりの確率で正しいですよね。
正しいとか間違いとかを言うのに確率はおかしいかもしれませんが、例外が少ないというか、誰しも思い当たるところがありそうという意味で正しそう
でも、当然のことですが「定石を憶えると弱くなる」という逆説ではない
そんなことがあったら、定石をたくさん憶えた人のほうが弱くなる?
それでも、一見そんな風に見えるようなところもある程の面白さもありそう
新しい定石を憶えるとTPOを考えずに試したくなるし、定石によっては使い勝手というか”取り扱い注意”的なものもあるから、なれない火遊びで火傷をすることが多い
だからその失敗の原因たる2行目を飛ばして、1行目の「定石を憶える」から3行目の結論「弱くなる」を結び付けている・・・面白いというか
簡単に言えば「生兵法は怪我の元」
それではあまりにそっけない言い方ですから面白くしたのでしょう
ところで新しい定石を憶えれば使ってみたくなるのは普通の心理でしょう
新しい服を買ったら何処かに出かけたくなるみたいに・・・
つまり外出するために買った服→新しい服があるからどこかへ行きたい、に逆転しているみたいで「定石・・・」の話に似ているところがあるようです。
一寸寄り道
新しい履物の場合も似たような心理が働きます・・・昔の話ですが
小学校時代通学は運動靴でしたが、家の周りでは下駄のことも多かったから、チャンバラや野球まで下駄履きでやったことがある
更に貯木池の丸太の上も渡ったり・・・(身軽なスタイルの時代です)
高校の時でさえ雨の日は下駄通学OKだったのですから
更に昔なら、お盆とか暮れに下駄を貰うということもあったらしい
まあともかく日常の生活の中に下駄は存在していた
何といっても台所が土間でしたからね、ここは下駄の世界ですし、今と違って下駄では入館禁止という建物は無かったでしょうから(市内にデパートなどなかったし)
そんな時代ですから、夏の夜は浴衣に下駄履きで出かけます。
これなら私服外出のチェックにまず引っかからないですし
細かな絣模様に団扇か扇子を持って・・・(高校時代です)
さて新しい下駄を貰うと出かけたくなるものです・・・これは今のように新しい靴と置き換えられないほど「下駄」の方が強いのでは?
靴の方は人に見せる?下駄のほうは自分の感触を楽しむでしょうか
但し新しい履物を夜下ろすのは何かのタブーに触れるらしい
「夜口笛を吹いてはいけない」は魔物などを呼び寄せるというタブーですが、履物はよく分からないが「オマジナイ」は生きていました
履物の裏に消し炭などで一寸汚す・・・何の意味かは分かりませんが
今にして思うと「使いなれたものだから、事故には遭いませんよ」というオマジナイか、それとも夜どこかで魔物に見られて「新品をねたまれるのを嫌った」のか・・・さあどっちだろう?
使い慣れているというオマジナイなら「定石・・・」と一脈通じるものが無いだろうか
定石の場合オマジナイでは問題の解決にはなりませんが
私の知り合いに何処かの若手プロの研究成果に敏感な人がいまして、当然ですが難解定石とか一歩間違えば谷底みたいな危険と隣り合わせの定石が好きな人がいます。
勿論それなりの理由はあるでしょう
最新の研究成果なら、まだ知っている人が少ないから対応ミスを誘いやすい
難解定石なら、相手がビビッて避けたがる場合それだけで効果があるかも
そういう勉強熱心なところを誇示したいという下心も無しではなかったでしょうが、それはマア彼の名誉の為に触れないしてことにして
さてそういうところがあるから、ハメ手やらナダレやら韓国最新版などバラエティに富んでいる。
そういう意味では楽しい相手ともいえますが
(私などこの正反対的で、ありきたりの極々普通の感じです)
なぜか私がお試し台になることが多かったような気がします。
試してみるのに格好の相手だったのかも知れませんね、多分相手にとって予想通りの反応をするのでしょう。
まあしかし、最初の実験みたいなものですから、彼が勝手に転ぶことも多かったから必ずしも成功はしないのです、決まれば鮮やかということでしょうが。
そのせいか、彼はその成功の味が忘れられないのか・・・今何処かの保険のTVCMにあったですね「彼は成功を忘れられない・・・」
彼は新しいもの、相手があっと驚くようなものが大好きで、例え失敗しようとメゲルような弱い性格ではない
それでは彼がこういう半分道楽みたいな打ち方をしなかったら今より勝率が上がるのだろうか?・・・かなり予測が難しいですね。
それで彼の場合は次々と新しいものを試すタイプで、当然失敗もついて回る
私も新しいことをやらないわけではないが、当然の失敗に「懲りない」タイプ
だから、相当しつこく繰り返す
失敗を重ねないと身につかないという開き直りがあります
だから「定石を憶えて2目弱くなり」は相当な確率で正しいとして、「それに懲りてはいけない」とも思っているのです。
定石を憶えて失敗するのはご愛嬌で、せっかく憶えたものを実戦で試さなくてはいけないですよね。
問題は状況とその定石がフィットしているかどうか・・・でもそれにしても失敗を重ねなければ身につかないものもあるでしょう?なんといっても私は素人ですからね