なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

冬のしたく

2009-11-05 00:09:19 | Weblog
 先日夜8時過ぎに突然TVの映像が乱れるくらいの荒れ模様になりました。
 もしかしたら小さな雹・みぞれ混じりみたいな木の葉を叩く雨の音・鉄製の自転車置き場の屋根を打つ音、建物と建物の間を吹き抜ける風の音が凄まじかったのですが、それで大気が一気に入れ替わり、いきなり寒くなりました。
 私が苦手としている冬が到来。
  よくリタイア後の年金生活では南の暖かい方面が良いと言います・・・育ったところ・慣れ親しんだ友達などと別れるのは難しいのですが、単に生活のしやすさ、生活にかかるコスト面で言えば暖房費とか雪・氷対策にかかる手間、衣服などの経費で言っても暖かい方が割安な筈です。
 但し私のは単に寒いのが苦手。
  ですから雪と氷に関係のあるスポーツはTVで見るだけ・・・スキー、スケートなどとてもそこにいけませんからTVで見るだけで精一杯。
 若い頃は登山をしましたが春夏秋のスリーシーズン限定でした。
 ただ以前カーリングなどはやってみたいとチラッと思いましたが、やはりネックは氷上のチェスの「氷上」と言う部分ですね・・・そこが問題で将来大理石の上みたいな平らな床で出来るフロアーカーリングが出来ないものかと考えたことがあるくらい。
  恥ずかしいですが、関東では一番暖かいと言われる県に住んでいますが冬は苦手なんです。
 生まれ育ったのが静岡で、その時に身についてしまったぬくもり感があるので、冬と聞いただけでダメ。
 子供時代は今より寒くて、学校では小中高と教室に暖房設備の無い所で鍛えられていた筈ですが・・・。
 北国では冬の寒さに合わせて環境を考えるのでしょうが、こちらでは夏の暑さをどうしのぐかがメインテーマですから、冬はひたすら耐える気分。
 家にはストーブはありません。
  石油などの匂いが嫌いなので石油ストーブは無し、それで居間にガス配管が来ていますが使ったことは無い・・・エアコンを使うことはありますが一冬に数回、朝と特に寒い日だけ。
 あるものを使わないで寒くて震えているなんて馬鹿みたいだと自分でも思うのですが・・・暖かいとほっとする反面周囲が暖まった空気は好きではないなんて気難しいところがあるのです。
 寒すぎず清涼感がある空気・・・全く我がままなものです。
 と言う事で、居間は洋間ですが未だにコタツで自分の寝室は暖房なしで寒ければベッドにもぐってパソコンを使うスタイル。

 急に11月下旬並みに冷え込みましたが、また、ここ1週間は少し冷え込みが緩むと言う事で「冬到来執行猶予期間」のようです。
 そこで働き者の女房殿は慌てて冬仕度です。
  まずはコタツの点検・・・どうやら古くなったので買い替えようと言う結論らしい。
 そう言えば数年前にコタツの機械部分が壊れた時に私が機械部分だけを買って来て付け替えたものでしたが、それからだいぶたったのです。
 聞くところによるとヒーター部分の形が今では薄くなっているのだそうで、そうなるとコタツの中の空間が大きくらしい。
 マア、椅子とテーブルの居間スタイルから見ると部屋の中ややレトロな感じがしますが、足だけ暖めて頭と顔は涼しいと言うのが好きなので、それはストーブとかエアコンでは出来ないことなので仕方がないですね。
 
 自分の部屋でパソコンを見たりネットで碁を打つ時に、寒ければお腹から下はベッドの中で寝具に包まれ、上半身は防寒着にくるまれ、首にはマフラー・・・火の気のない部屋でこのスタイルですからまるで落語の世界。
 そういうことで昨年から女房殿がデロンギのオイルヒーターを部屋に置いていきました。
 これは24時間タイマー設定なのでスイッチがオン・オフを設定できるスグレモノで、ほんのり暖かくするには良さそうです。
 寒がりの癖に暖かければ良いと言うことでも無い・・・真冬でも窓を少し開けて空気が動くのを感じるのが好きなのです。

 さて女房殿は私の羽毛布団を日に干して、明日は大型電気店でコタツを新調・・・暖冬は弊害があるだろうけれど、でも厳冬は困る。
 出来ることなら秋の間に食い貯めして冬眠したいくらいです。
  北国の人から見たら「怠けもの」で「弱く」て「だらしない」人間の暮らしぶりなんでしょうね。