なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

昼の詰め碁

2009-11-10 00:30:09 | Weblog
 以前ですと昼休みには3人で碁を打っていたので、3日に1回手空きというペースなので週3,4局といったところ。
 ところが今の職場では相手が見つからないので、転勤以降対局は0。
  3年前にここにいた時は5人打つ人がいたのに、たった1年他に転勤して戻ってきたら囲碁愛好者は皆転勤か停年退職していました。
 ですから昼休みはしごく退屈な時間。
  昼休みは実質45分で、そのうち食事にかかる時間は偏食傾向があるので、嫌いなおかずで且つライス自主制限が重なるとお弁当時間はあっという間にオシマイです。
  現在の職場ではどこでもそうかも知れませんが、昼休みは事務所の蛍光灯はスイッチオフ(但し御客が要る時は消しませんが)、電灯当番みたいな人がスイッチを切って回るので、事務所全体が薄暗くなり休み時間に15分程度の仮眠を取るにはよいかもしれませんが・・・しかしやることが無いから眠ると言うのも味気ないものです。
 何だか穴倉生活みたいでもあり、フテ寝みたいな感じでもあります。
  
 どうせ昼休みやることが無いので、最近は私もいくらか終業時間を早めるために昼休みの終わりを15分早めています。
 12時45分から午後の仕事開始、その分夕方15分早く帰っています。
  と言う事で昼休みの自由時間は25分程度・・・一人遊びの時間です。
 ワードパットを使ってブログの下書きをしておいたものをプリントしておくとか、A4サイズの封筒を切って手帳にしたものに思いついたことを書きつけるとか・・・。
 それと、最近はネットで詰め碁の問題集を解いています。
  そういうサイトは2,3あって基本的な問題集です。
 サイトを作ってくれた人の努力には敬意を表しますが、もう少し難易度が高い問題集があればもっと嬉しい・・・マア基本問題集・それはそれで必要なんですが。
   おそらく難易度で言ったら中級程度だろうとは思うのだけれど、他にないのだからそれなりに楽しむことにしています。
 と言うよりは、逆にこれで間違うようでは我ながら情けないというムードがありますから、むしろ緊張して慎重にやるようになっています。

 でも考えて見ると、実戦には初級向きとか有段向きとかは無いから、どんな問題でもきちんと出来なくてはいけない。
 イヤ、盤面に問題を提示している実戦は無いわけで、これは感性と読みの戦いになる筈です。
 しかし、もう一歩踏み込んで考えると。
  問題は、問題の場面として提示されるのですから、そこからのスタートです。
 ところが実戦は相手と一手づつ問題の場面を作り上げて行く過程がある筈ですね。
 一方は「これは相当に危ないですぞ」から「手を抜けば酷い目に会わせますよ」と行く筈だし、かたや「やれるものならやってみなさい」とか「紙一重で凌いで見せます」という張り合いの戦いでもある。
  そういう過程で先手争いをしている筈です。
  あるいは手数をかけてくれるのなら悪い取引では無いと思いながら取られるように打つかも知れません。
 いずれにせよいきなり問題の場面になるわけではない。

 昼休みに基本の詰め碁で遊びながら、「玄々碁経」クラスとは言わないまでもソコソコ難しい問題が出ているところは無いかしらと探したり・・・人様の善意と努力をあてにしております。
 仮に週1とか週2くらいで問題が出ていると良いのになど・・・と虫のよいことを考えています。

 「詰むや詰まざるや」みたいな問題も面白いし、将棋の一手スキ的な問題の囲碁版と言うのはどうでしょう・・・例えば「詰まない詰め碁」という問題があったとします(いい加減な発想ですが)それでそこに何か一つ石が加わった場合に詰むようになるかどうかを判断する問題。
 詰まない詰め碁の原型があり、いろんな場所にABCDEなどの地点番号がついていて、有効な地点を探す問題はどうでしょう。
 例えばシチョウ絡みだったり、下がり1本だったり・・・
  
 さて休み時間残り15分なので仮眠タイムとします。
  年寄りにはこれが大事かも。
 睡眠時間が時間切れしても、いきなりレッドカードは出ないので安心してZZZ--。