なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

勝っても味気ないもの

2009-11-18 03:34:05 | Weblog
 今日は出がけからついていない感じでした。
 週に一度息子と同じ時間に家を出る日・・・私は自転車で職場へ向かい、息子はバスでJRの駅に出て東京の教室で勉強する日なのです。
 よく親が息子と一緒に杯を交わすの楽しみにするという話はありますが、私の場合は完璧な下戸なのでこの種の楽しみはありません。
 こういうことを拡大解釈して、大人になって一緒にやれる、同じ楽しみという事にすると、先ほどの一緒にバス停まで歩くとか、サッカーについてあれこれ話をしたり一緒に観戦(スタジアムおよびTV観戦)くらいです。
 まあ、たまには外で一緒に食事をしたりはしますが、家で作るのが面倒なだけで、楽しむためではないようなので、これは除外します。
 ともかく朝一緒に家を出る日。

 これが丁度出かける頃に雨が降り始めました。
 それまでは少し降ったり、止んだりでしたがとうとう本降り。
 という事で寒い朝、雨の朝となりました・・・当然別行動です。
 それが一日続いて勤めの帰りも雨・・・しかもかなり寒い。
  それでも風があまりなかったのが幸いだったかも知れません。
 もしも向かい風が強ければ、自転車は進まないし、カッパ着用でも唯一顔は出ているのでやはり寒さを感じる。
 ともかく、いつもと違って何処にも寄り道せずに最短距離で帰宅しました。
 しかも、いつもなら他の人に追い抜かれてばかりいるのに、今日は追い抜かれたのは一人だけで、逆に4,5人追い抜いたのです。
 体調が良いとか、足の筋肉がついたとかでは無くて、寒くてゆっくり走れなかったので早く走ったと言う事でしょう。
 まあ実態はそんなところですが、体をいつもより活発に動かしたことで、いろいろテンションが上がったらしく、帰宅して着替えを済ませてすぐにネット碁に接続しまして・・・。
 対局待ちリストを見ると、高校時代の友達と同姓同名のMさんが載っています。
  名前が同じなだけで実際はどうか分かりませんが、故郷の県の隣の県の在住となっているので可能性は0では無いでしょうし、同窓生のM君なら高校生時代から落ち着いた雰囲気があって、人当たりが穏やかで、なんとなく囲碁を打っていそうな雰囲気はある。
 尤も、囲碁を打つ人が皆穏やかで優しいかどうかは断言出来ないので、この点は根拠薄弱・・・まあ都合が良いように解釈しています。
 
 概ね同じような点数ですが、今日は彼の方が5点上になっているので私の先でコミ1目半出しで、早速対局ボタン。
 ところが、、、彼の対局準備が整わないらしい、あるいは急用とか、突然具合があるいのか?。
 挨拶コメントを送ったのに返信が無く一方的にスタートする始末、、、2,3分後にネット碁に遅れて着席。
 ともかく間に合ったと言う感じ。
 ところが私が1手目を右上星に打ったのに対し、彼は初めから大長考?
  ここで考えるのはプロでもあまりないでしょう。
 それに1手30秒+考慮時間合計10分の早碁ですから、もし中盤過ぎに考える時間が必要な戦いになったならば序盤での時間の消費がこたえる筈です。
 考慮時間が3分を越える・・・
 『もしかしたら遅れて着席した分、自主的にペナルティを課している?』・・・そこまでする必要は無いのに。
 やがて4分を越えて白の反則負け。
  私は初の反則勝ち・・・1手打っただけで。
 『これって、サービスでは無いですよね?』
 古いパソコンを使っていた頃に、パソコンの調子とか回線の不具合で反則負けになったことは何回かありますが、勝ったのは初めて。
 でも、これは嬉しくも無いですね。
 勝ったと言う実感がない。
 それに意気込んでネット碁に接続して、打ちたかっただけにチョッと外された感じ・・・まあそれでも勝ちを辞退はしませんが・・・。
 一旦対局室を出て接続者リストを見ると彼の名前は載っている、、、しかも対局室にいることになっている。
 対局室、私と打っていた筈の対局室?
 対局室リストを見ると確かに彼の名前が残っています・・・ということは、どうやらパソコンの故障か何かの回線不具合があったのかも知れません。

 さて、勝ったことは勝った、と言っても当然囲碁を打った満足感は無し。
 さりとて対局意欲もはぐらかされた感じ・・・さてさてブログの下書きをしたら本でも読むことにします。