なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

3年目で成功

2009-11-24 00:10:41 | Weblog
 現在三連休の三日目の最終日で金曜日の夜からのネット碁の成績は2勝2敗。
  成績はイーブンで、対局数はいつもより多い。
  この1年の平均が1週間で4局でしたから、いつもの倍のペース。
 誤解が無いように説明しますが、所謂長考派という事で対局数が少ないわけではありません。
 着手そのものはむしろ早いかも知れません・・・イヤ、あ早い時と時間がかかる時がありますが、マア時間という条件で対局数が少ないのではなく、続けて打てる精神的身体的体力が不足しているような気がします。
 尤も、いつも出入りしている碁会所などのリアルだと、ネットほど消耗しないような感じはあるのだから不思議。
  リアルの方がつかれそうな気はするのですが、そうでもないのかも・・・。
 馴染みの碁会所に出かけたなら、多分4、5局くらいは打つような気がします・・・午後2時くらいから夜8時頃までいるのなら6時間は碁会所に居るので、相手を変えながら打てる(これは単に支払った席料を取り返そうなどと考えているわけではありません、気持ちが乗らなければ1局で御仕舞にすることもある)。
 これがネット碁ですと、相手の数はもっと多いのですが、碁会所みたいなアイコンタクトのような、阿吽の呼吸みたいなものが無いのでスムーズに行く時とそうでない時があるような気がします。
 碁会所なら一局終って一区切りついたところで、隣でお茶を飲みながら観戦していた人が「では、いきますか?」「お願いします」で解決しますが、ネットですとそこがやや面倒です。
 「対局待ち」のリストに自分をエントリーするか、既に載っている人と対局するか・・・これが、名前は知っている相手とはいえ、顔も性格も分からないわけで、常に事務手続きをしているような気がして、やや身構えた感じが残ります。

 このオファーとエントリーの二種類って、囲碁を打ちたいと言うのは同じだけれど、少し違う行動パターンかもしれません。
 ① 募集型エントリータイプ
  自分の対局条件を示して、それで条件の合う人はいませんか?という感じ
  先行タイプというか、釣りで待ちの感じ。
  これで「誰でもいいですよ」って言う感じもします。
 ② 応募型オファータイプ
  掲示板の名前を見て、少なくとも「この人となら気持ちよく碁を打てるに違いない」という判断はできるし、相手を選択する作業は出来る。
  ということは応募型の方が多少有利な感じはある・・・そういう意味では囲碁の勝負は五分五分とはいえ、条件を考えると本当に五分かどうかやや疑問。
 だから募集型で勝った時と、応募型で勝った時は多少の評価が違っても良さそうな気がするのだけれども・・・細かすぎるので事務的にも処理しにくいので切り捨てざるを得ないのでしょう。
 碁会所の場合はそこに居ること自体がエントリーみたいなものですから、アイコンタクト・素振り・挨拶がオファーになるので、その辺のスムースさが違うのと、相手のことをお互いによく知っているという安心感の差ですね。

 ところで23日(祝・月)は千葉国際駅伝がありました。
  我が家の近くを選手が走って行きますが、TV中継と違って生のスピードは違います・・・あっという間に通り過ぎて行きます。
 選手の足音、息遣い、それにこの臨場感というかスピード感がTV画面とリアルの違いですね・・・時折歩道を自転車で必死に並走したり選手と並んで走ろうとする人がいますが、TVで見るとおかしな感じですが、心理としては分かるような気がします。
  さて、我が家ではこの駅伝の時に恒例の・・・
 TV中継を見ながら、タイミングを見て女房殿が息子に「そろそろ行くよ」と声をかけます。
 もっとも息子は性格は私に似ているらしく「行くってどこへ?」と言いながらもコタツから出ません。
 「ほら、もうすぐ駅伝が通過してしまうでしょ」
  「通過したっていいじゃない。それとも中継に映りたい?」
 そうなんです女房殿はコース脇の歩道で応援・見物をしながら、中継に映ることを期待しているんです。
 映ったからってどういうことも無いのですが、マアそういうゲームみたいなものでしょう。
 心理としては中継カメラに野次馬がVサインを出すようなもの?
 一昨年は、丁度先頭が家の横を通過しようとした時にTVコマーシャルタイム。
 昨年は、タイミングはよかったのですが、ここでは選手の足の映像。
  それが 今年は一瞬ではあるが、先週の通過の時に歩道の最前列で道路に首を出して左右に首を振るオバサン!。
 コートの色・背格好からして今年は成功したらしい・・・それにしたってあれを見て分かっているのは私しかいないのに・・・良い年して。
 時間にしたら1秒の半分くらいか・・・。それでも成功らしい。
  3年目の快挙の割にあっけない話。