なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

『そういう挨拶は無いョ!』

2009-11-12 00:27:40 | Weblog
 今日は例によって水曜・定休日なので、いつもよりユッタリ気分です。
  天気も悪そうな予報なので、出かけなくてはいけない用事も無し・・・唯一の心配は昼ご飯ですが冷蔵庫にあるものなど適当にお腹に入れておけば夕方までに飢え死にすることも無いでしょう。
 さて、女房殿はこういうグウタラ亭主の行動を熟知していて、ちゃんと予定を入れて来るのが得意技なのです。
 今回は家の中の排水管点検・清掃。
  「業者が午後2時くらいには来ますから、家にいて立ち会って下さいね」宣言で私の都合の方は頭から無視した形で一件落着。
 マア、納得のいくような断る理由がないのですから軍配は既に向こうに上がっています・・・。
 という事で、出かける用事は無いけれど、家に居なくてはいけない制約はある・・・『居るだけで良い』という事なので『そんなことも出来ないの?』みたいなプレッシャーをかけられるのですが、決まった時間に居なくてはいけないと言うのも約束時間に出かける用事も同じように面倒な気はします。
要するに(小さなん声で)『束縛されるのが面倒!』

 さてそういうことで朝からTV
  朝は何気なく衛星放送を見たら将棋竜王戦の二日目の朝の放送でした。
 この対局は1日目の進行が早かったのが、2日目の朝にバタッと止まったのだそうです・・・谷川さんの立ち会いで封じ手を開けた直後の次の一手で竜王が長考に入った。
 ですから朝からは今日の指し手は朝9-10時の放送時間内には無しで、昨日の進行の再現と現在の状況説明・・・イヤ、これも結構面白かったので良いのです。
 解説担当棋士、立ち会いの谷川さん両氏の一致した意見では、次の一手でもしかしたらこの一局が決まるかも知れない岐路なのだそうで、『そうですね。ここでは2時間くらいは考えるでしょうね』というところなのだそうです。
 ともあれ午前の放送はそこまででしたので、午後4時からの放送に期待。

 それで4時に再度衛星放送で観戦。
 結果は午後4時25分頃、104手で挑戦者が投了。
  終盤の迫力のある場面を盤面の解説と、終局の緊迫したリアルの映像を見せて頂きました。
 感想・・・将棋は囲碁よりも弱いので感想らしきものはありません・・・が。
  終局時に立会人、対局場のお寺の方、新聞社の方々などが盤側に並んでいましたが、あることに気がつきました・・・恥ずかしいけれど言ってしまうと『挑戦者の森内さん以外は皆メガネなんですね』(小学生並みのアホな感想)。
 それ自体意味のない感想かもしれませんが、以前から将棋の棋士、羽生・佐藤・谷川・中原・・・それにエッセイのファンである先崎さんも殆どの棋士はメガネをかけています。
 『まさか森内さんはコンタクト?』なんてこの場では不謹慎な質問を考えたりしました。
 マア囲碁でもメガネの人は多いから将棋だけということでもありませんが、今話題の井山さんはかけていますが張さんはかけていないし、パラッとめくった11月号NHK囲碁講座7人の講師の先生の顔の写真を見るとメガネ無しが5人着用2人。
 これは単に外見だけのことなのか、それとも何か他に理由があるのか?分かりません。
 メガネの着用率が高い割には女流棋士のメガネは囲碁・将棋ともに少ないと思いますが、これはコンタクト派が多いのかなと想像しています。

 さて今日の私のネット対局は2局
 1局目は1点向こうの方が上なので私の先コミ5目半出し。
  これが終盤近くまでかなり上手く打てたのですが、例によって欲張りな受け方をしたために破綻!。
 後で検証すると相当凹んで受けても地では残っていたのに・・・
  普通に寄せても20目以上残りそうな形なのに馬鹿な頑張りをしてしまいました。
 そして馬鹿な敗戦に相手から傷口に塩を塗るようなプレゼントを貰いました。
  終局後の挨拶メールで、私からは簡単ですが「ありがとうございました」。
 相手からはナント「急用が出来たので投了させて頂きました」・・・
  私が投了したのに!(おふざけが過ぎる。本人はブラックジョークのつもりかも知れませんが、これは友達を失うタイプですね・・・それとも最近の友達はこういうことも笑って済ませるほど寛大な人が多いのかな?)
 これって何かの入力ミスでは無いと思う・・・というのもこの人はこのメールは初めてではない筈ですからこれは恣意的な入力と考えられます。
 実名サイトにしては大胆な人というか、人間性を疑うコメントです・・・こういうマナーについては管理する事務局も感知出来ないでしょうし、訴えるみたいなことも変だし困ったものです・・・マア個人的対策としては私は今後この人とは打ちたいと思いませんね。
 
 よくない気分を引きずったまま対局するのは連敗の危険はあるのですが、「休日」だから打たないわけにはいきません!?。
 2局目は対局リストに載せておいたら同じ点数の人からオファーを受けました。
 大きな石の戦いはあるものの地は細かそうな進行。
 私が相手の15目くらいの地の中に手をつけ、後手ですがセキにし、もう1カ所大石を目二つにしたところを逆襲を受けまして何とか凌いだ場面で相手が投了。
  要するに地を削減され、代償が無かったところで、ファイトが尽きたと言うところか・・・しかし現実には相当細かく見える。
 棋譜で投了場面から打ち継いでみると、私の半目勝ち。
  念のためにやり直してみて3目半勝ち・・・。
 いずれにしても細かな勝負で、投了時点ではそういう地合い計算での投了では無かったような気がします。
 相手の人はセキになったことで相当損をしたと判断のかも。
 それに取りに行った石に凌がれたことで失望。
  多分そういう事だろうと想像するのですが、もしかしたらモシカシタラ、セキの部分を取られていると思い込んだのかも知れない・・・確率は低いけれど無い事とも思えません。
 ともかく水曜・休業日は1勝1敗、いや先に負けたので1敗1勝でした。