なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

初めての会話

2010-09-03 01:40:46 | Weblog
 初対面の人と言葉を交わすのに、お天気の話題から始まる事が多いのはほぼ定石ですね。
  昔、お婆ちゃんは擦れ違う人に「好いあんばいですネ」などと挨拶しながら歩いて行く。
 天気が良ければ「好いあんばい」で、悪ければ「あいにくの天気」、曇りだったら「はっきりしない天気」、ともかくお天気に関してなら当たり障りがない。
 誰もお天気について真剣に議論するわけでは無くて、見知らぬ人との挨拶になる。
  これがもし無言で通過する性格・習慣の場合は「愛想の無い人」ということだろう。

 しかし、今の時代田舎ではともかく、所謂都会と言うところでは「見知らぬ人とは言葉を交わさない」のが常識だから、例えば人が大勢集まる場所であっても、それぞれが顔見知りではない場合は、そこに何人いようと会話は発生しないのですから、見方を変えれば無言の集団と言う事になる・・・通勤ラッシュなどの場合、大勢の人の出す騒音はあるが仮に各自が単独行動の場合はこれに近いかな?騒音はあるが会話は無い。

 マア、かく言う私も今いるところに25年も住んでいるのに、ご近所で名前と顔が一致しない事が多い。
 これは私のこういう方面の能力の欠如と言う事でもあるが・・・。
  ともかく、擦れ違う時に「なんとなく顔見知りだから、取り敢えず頭を下げて置く」で済んでしまうのだから、それ以上の事は起きないし、お互いに望んでも居ないと言う事ですネ。

 さて、いつもの公園で初めて、見知らぬ人と言葉を交わしてしまった。
  遠く南に東京湾の出口方向を望めるスポットで見知らぬ者同士3人で会話。
   この中の一人が私!。
 見知らぬ人A「南の方向に大きな三角の形の島が見えるのですよ」
 私「それは、青の横縞のヨットの帆みたいな形ですか?それなら川崎風の塔です」と、風の塔について解説・・・実は最近職場で教えて貰った事と、ネット検索の受け売り・・・。
 見知らぬ人B{私、房総の育ちなので、天気の良い日には富士山が見えるのですが、その富士山が日本一だと思っているのです。」
   3人が立っている場所では、年末年始なら空気が澄んで遠くまで見通せると言う話題からこういう話になって来ました。
 「富士山の姿が日本一」という話題になると、私も富士山を毎日眺めて育ったので、それなりに異論はある・・・マア、眺めている方向が逆なんですが。
 ともかく見知らぬ人A「朝8時ごろまでは比較的に見通しが良いですよ、時間が経つと海面の蒸気のせいか悪くなりますね」・・・成程朝は8時までなら良い写真が撮れるかもしれない。
  ともあれ、公園で初めて言葉を交わしましたが、ある意味では記念的な出来事かも。

 ところで野良猫に餌を与えている人・・・これが老婦人もいれば、年配のオジサンもいる・・・。
 家でペットを飼えない代償行為なのか、当人にとっての心の癒しなのか?。
  猫の事ばかり書きましたが、公園で他の生き物に餌を与える人を発見。
 ハトの群れに何かをあたえている人、池の鯉にパンの耳を与えている人・・・猫はダメでこれはヨシではない筈なんだけれど。
 他にもカラス、カモメ、亀などいるのだけれどこれらに餌をやる人は今のところ見ていない。
  そうだ先日のアオサギに次いで、この日は池でシラサギを見ました。
 たまたまカラスと並んでいたり・・・『烏鷺』の光景を撮りました。

 次の日、夕方薄暗くなるまで公園を走っていて、コウモリに出会いました。
  そうですよね、この時刻はコウモリの出動時間。
 コウモリの特徴のある飛行・・・これも何だか懐かしい。