なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

青潮の海

2010-09-17 00:00:51 | Weblog
 火曜日の夕方公園を自転車で走り,浜に降りてみた。
  既に少し暗くなる時刻では有ったけれど、驚いた事に2,3羽のカモメにしか出会えなかった。
 カラスとハト・スズメそれにノラ猫は相変わらずですから、生き物が居なくなったんでは無いですが、ともかくチドリにも出会えなかったのはよくあることですが、カモメに出会えない事は滅多に有る事では無い(2、3羽などというのは、普段の数からすると殆ど0みたいなものです)。
 丁度天気の変わり目みたいな日だし、風が浜から沖に向かって吹いているので、カモメ・チドリにとっての食べ物が波打ち際に少ないのかも知れないと勝手に想像したのですが・・・。
 本当かどうかは定かではありませんが、付近に猛禽が徘徊している様子も無いし、『そんなものか』と勝手に納得していました。
 ところが一夜明けて水曜日の早朝に公園の人工の浜に行って驚きました。
  突堤付近の狭い海面がカモメで埋め尽くされているのです。
 よく吉野のサクラを一目千本と言いますが、一眼千羽状態・・・マア500羽はくだらない。
 この時間に浜に来るのは初めてですから、毎朝こういう風に集まってから分かれて行くのか、あるいは今日が特別なのかは判断できませんが、ともかく初めて見る方としては驚きます。
 これで嘴が尖っていて、鳥の目つきが鋭かったらヒッチコックの世界でしょうね。
  チドリは発見できず。

 別の浜に行くと、、、ここで更に驚いた事が起きていた。
  寄せる波・・・波の中に小魚が混じっている・・・イワシかボラの稚魚か7,8センチの小魚と10センチ以上は有りそうなハゼ、これらが波に交じって打ち寄せられ引波の中でもがいて漂っている。
  だからカモメにとっては楽に小魚ゲット。
 そうそう体の幅が30cmは有る赤エイが波打ち際から1メートルくらいのところを泳いでいました。
 この海面にカモメが密集!
  これが、午後になると7,8センチの蟹が大量に浜に打ち寄せられた。
 打ち寄せられた蟹で未だ動いているものを拾ってビニール袋に入れて居る人が居たり、柄付きの網で海の中の魚を掬う人。
 
 東京湾では夏から秋にかけて発生することがあるらしい。
  夏に大量発生したプランクトンが原因で貧酸素水塊が出来る・・・これが青潮の正体らしい。
 要するに水中の生物が酸素が無い状態・・・想像すると恐ろしい感じ。
  だから「死んで打ち上げられたものは拾わない方がいいよ」って・・・そういう問題か?。
 結構「ラッキー」という感じで濡れ手に粟みたいな人が多かったけれど、私はどうもそういう気になれませんし・・・もともとこの浜の貝や魚を食べる勇気は無い。

 ところで、今日はついに遭遇しました。
  朝5時から8時、午後は1時から4時に公園に行ってその半分以上例の池で待ち伏せ。
 本日カワセミに遭遇、それも2回来た。
  但し10から15メートルは離れていたので、写真としてはイマイチ以下でした。
   私のカメラの性能・ハードでは5メートルくらいには近づきたいし・・・
  シャッターチャンスを確実に生かせるようにしたいし、、、まだまだカワセミ待ち伏せは続きそう。
 (藪の中に座って待てる場所をセットし、視界の邪魔になりそうな葦の先を少し整理。そしてスーパーの野外活動用品売り場で簡単なX脚の椅子を購入(300円)・・・これで次の土日がお天気が良くて運が良ければ青い羽の写真が撮れるかも知れません)