なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

就活試合か?

2010-09-08 04:13:53 | Weblog
 今夜の代表選は酷かった・・・私はそう考えます。
  良かったのは結果として勝ったと言う事、多分誰もけがをしなかっただろうということぐらいで、内容はオソマツ。
 何がお粗末かって、選手の気持ちの持ちようが(全員ではないけれど)寂しい限り。
  確かに丁度監督が変わる時期で、その次期監督がスタンドから見ている。
 今回の選手のセレクションは監督代行がやったに過ぎなくて、今後のセレクションの第一決定権はスタンドで見ている次期監督予定者。
 従って、フォアザチームは二の次で自分の売り込みの場所だと行動しているように見えた選手が目立ちました。
 それは確かに試合の局面では1対1の勝負が基本かもしれないが、一方でチームで戦っている事がもっと重要な事でしょう。
 だから、自分のアピールの場としてのプレーを見せつけられると『これで有料の国際マッチなのか?』と腹が立ってきます。
 しかし、次期監督はこういう過剰な自己アピール選手を、自己主張がしっかり出来る選手として頼もしく考える人だろうか?、それとも別な感じ方をする人だろうか?
 私はこの試合の中で数名の選手には『ヤメテクレー』と叫びたかったですが・・・。

 そういう選手を煽るかのようなマスコミの報道の仕方はいつものことながらとはいえ、これまた無責任さを感じます。
 ワールドカップ直前に岡田バッシングだったのが、手のひらを返すように態度を変える変わり身の術を備えていて、都合の悪い事には口をつぐみ、自らがトレンドで有り正義であると言う態度・・・
 あるいは面白可笑しいストーリー展開になるように現実の進行を「予定原稿」に当てはめて行くやり方、、、現実に起きた事を報道する使命を変な解釈を加える事で味付けするとか、進行を演出するとかの過剰な仕事ぶりが目に余る。
 これでなくてはマスコミ業界では生き残れないと言う割り切りと、生き残りが正義であるとの迷惑な信念。
 マア、そういう質の悪いマスコミ体質に翻弄されているのか、あるいは最近の人の資質が変わったのか、「就活チャンス」的なプレーをレギュラーシーズンより入場料が高いチケットを買った観客に見せている・・・
   それとも最近のファンはこういうのも含めて楽しんでしまうのか、、、
  そう言えば試合開始と同時に携帯電話のフラッシュの光が・・・こういうのって瞬間とはいえ迷惑なんだけれど、「俺(私)、今さっかーの試合見ている」って、送信しているんでしょうか?
 ともあれ自己中心なプレー=元気がいい、頑張っていると言う評価にする・・・これって『馬鹿みたい』なのに。
 「俺が俺が」的な要素もスパイスとして必要ですが、みんながそれになってしまうとそれはチームでは無い。
  でも、一部の選手のそういうプレーぶりは全体にそういう気分を伝染させるから困る。
 この辺りの兼ね合い、あるいはチームとしてのバランスも必要なのに。
 有る中心選手の我儘なプレー、嘗てのゴールデンコンビとやらのお子様的サッカー、回りが見えていないだけかも知れないのに・・・マア次期監督がどう見ているかは今後のお楽しみではあるけれど、、、