なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

続・青潮

2010-09-18 02:25:48 | Weblog
 金曜日の夕方、勤めから帰ってから公園の浜に行ってみました。
  既に日は傾いていましたが、丁度夕陽が雲の中に落ちて行く輝きと、夕陽とは少し違う方向にスカイツリーが立っている姿が見れました。
 絵になるような気もしましたが、カメラで撮るには少し幅が必要・・・ワイドにするか、横につなぎ合わせるか・・・なので今日は摂らないで見るだけ。
 とはいえ2枚だけ夕暮れの中のスカイツリー遠望を取りました。
  これは「今日のスカイツリー」みたいな、公園に行った記録みたいなものです。
 浜に来ていた人も夕陽が朱色に空を染めて沈んで行く光景に見入る人は多い、、、いや殆どの人がそうです。
 若い人のグループなども「奇麗ネ」などと言いながら眺めている所を見ると、老若男女を越えて共通の感じる部分はあるのだと感じました。
 外国人のウォーキングやサイクリングとも擦れ違いますが、皆「夕陽」を見ています。
  これは日本人的な感想とは違うかも知れませんが、少なくとも奇麗だとは思っているのでしょうね。

 ところで、今日はカモメ殆ど見かけませんでした。
  ヨットハーバーの入口の水銀灯の傘の上に一羽、一番遠い川に近い浜で一羽、、、だけでした。
 海は凪いでいて穏やかな波ですが、鳥が居ない。(ハト・カラス・スズメはいたでしょうが・・・)
 海面すれすれを飛ぶシギかチドリを一羽見かけましたが、それで全てでしたから、時間的な原因かもしれませんが、なんとなく不気味。
 浜に降りてみると、波打ち際に近づくにつれ、臭いがして来ました。
  私の鼻で感じるのですから、他の人には相当な臭いでしょう。
 砂浜には、、、満潮の波が寄せたライン辺りには、マテ貝の殻と小さな蟹の死骸が並んでいる。
  この臭いのようです。
 いや、波打ち際の波の中を見ると、マテガイの中身、つまり貝の身が漂っているように見えるから、これも悪臭の原因かもしれません。
 水曜日に青潮で弱った小魚をカモメが捕まえていた様子を見ましたが、もう小魚は見えないと言う事は棲息不可能な小魚は既にいなくなっていると言う事でしょう。
 だからカモメもこういう浜に近づいてこない、、、らしい。
  
 青潮が無くなるか、潮の具合・風向きなどが変わるか、一度台風などで海の中をかき混ぜて貰わないと奇麗にならないような気がします。
 無惨という印象。
  凪いでいる風景だけに、穏やかな浜の夕暮れに見えるだけに・・・。