なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

疑問が一つ解けました。

2010-09-12 00:01:12 | Weblog
 囲碁の問題に挑戦して、「問題が解けない場合は問題集のそのページを開いたままにして置く」とか「碁盤に問題を並べて置いて、その横を通るたびに問題が見えるようにして置く」など、ともかく極力模範解答を見ないで挑戦する派と、分からなければ「さっさと答えを覗く」(但し繰り返し挑戦する事が前提でしょう)派、、、マアどちらにせよ極端かもしれませんが、どちらにせよプロの先生の推奨があるところを見ると、どちらも良いところがあるのでしょう。
 私の場合は前者+後者・・・その時の気分で、どちらとも決めていません。
  尤も、新聞とか週刊誌の詰め将棋の問題の場合は、一応自分なりの答えを得るまでは決して「正解」欄はみません。
 と言う事は、囲碁の場合に「どっちも有り」になる。
 これは考えて見れば、詰め将棋のやり掛けを頭のどこかに留めて置いても、囲碁を打つ際に特に邪魔になる事は自覚しません。
 しかし、詰め碁などの問題が頭のどこかにチラチラしていると、どうも対局の障りになるような気がします。
  それに、仮に問題集に近いような実戦局面が出来たら、なんだか損をしたような気がするに違いない。
 
 ところで以前にヨットのマストトップに丸い球がぶら下げて有る事に疑問を感じまして・・・
  初めにアレは戦国武将の馬印みたいに遠くからでも誰が乗っているのか分かるようにしている?
 と思ったのですが、考えて見ればヨットの場合帆に大きくナンバーが書いてあるのだから「馬印」は必ずしも必要ない・・・
 そこで、ヨット関連の付属品パンフレットから、もしかしたら「夜間航行用の灯り」かとも思った。
 しかしそれも、小さなヨットが夜間航行などしないから、これも説得力がない。
  冗談では、ヨットが沈んだ時に「ここにヨットが有りますよ」と言う目印に海面にウキとして残る・・・しかしこれも冗談半分だから、実際はどうだろうとは思っていました。
 昨日書いたように、職場の嘱託仲間がヨットマンなので、正解を得られました。
  こういう問題は一人で考えるメリットは無いので、しかるべき人がいたら質問するのに限る。

 彼の答えは・・・『マジッ?』っと一瞬思った・
  「あー、あれはねチン対策なんだよ」
 チンと言うのはヨット言葉で「沈」の事らしいので、『沈んだ時の目印?』・・・流石にそれは早合点。
 風の強い時などにミスでヨットを倒してしまう事も有るのだそうです。
  この場合仮に一回転してマストが海底方向に向くような倒れ方をするのは「完チン」
 これは後の手当が大変なんだそうです。
  仮にマストに浮玉をつけて有れば、ヨットは完チンせずに横倒しで済む。
  この状態だと船底のフィンに乗ってヨットを起こせるのだそうです。
   そう言えば「完チンの場合マストを風上に向けて起こす・・・と書いてあったような気がする」
 初めにそれを読んだ時は「何のことやら」でしたが、聞いてみれば成程ですネ。
  
 しかし実用性は分かったのだけれど、船によって個性的な浮玉にしても良さそうなのに・・・素人は勝手な事を考えます。
 ともかくマストトップの丸い球の意味は分かりました「スッキリ」

 ところで土曜日はヨットハーバーの敷地の芝生にテント屋根が何十も並んでいました。
  これに足をつければ即テント村の出来上がりですネ。
 ここは国体のヨット会場になる予定だそうです・・・ 
  期間中の公園は規制を受けそう。
 しかも競技は海の上ですから、見物出来そうもない。
  つまり、ヨットは自分でやらなくては面白くないスポーツなんですネ。