はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

これが元祖?

2007-08-31 23:39:01 | foods
 すっかり忘れてました。
 写真は、マカオ土産のポルトガル銘菓ブロア・カステーラ、です。
 マカオなのかポルトガルなのかハッキリせんかいっ!という微妙な代物ですが。
 入っていた説明書(日本語)によりますと、日本で一般にカステラと呼ばれている物は、本当は「パオ・デ・ロー」という物で、本国では「カステーラ」といえば、この「ブロア・カステーラ」を指す、とあります。
 「カステラ」がなぜ「カステラ」と呼ばれるようになったかというと、福砂屋さんのHPに、400年も昔に日本に来ていたポルトガル人に「この食べ物は何?」と尋ねたところ、「カスティーリャのお菓子だ」と教えられたのに端を発しているというカスティーリャ地名説が載っておりました。
 なるほど
 で、説明書に戻って、ポルトガルで「カステラ」といえば「ブロア・カステーラ」なんだ、と。
 だからこれが「本当のカステラ」なんだ、と言ってる訳です。
           
 このブロア・カステーラ、小判型のパウンドケーキみたいな感じです。
 結構しっかり焼かれています。
 材料はアーモンド、シナモン、オレンジ、ココナッツ、蜂蜜、卵、サツマイモ等々。確かにこれらが混ざった味です。
 お茶請けに最適です。
           
 訳すと、カスティーリャのパン(お菓子)になるのかな。
 今でもあちらでは食されているのだろうか。
 てなわけで、ブロア・カステーラは、日本人向けのマカオ産ポルトガル銘菓、というコトで。
           
 それにしても、鉄砲をはじめ、色んな物を持ってきたのがポルトガル人なのに、いつの間にか疎遠になってしまったよね。
 キリシタンを迫害しなかったら、日本が今頃マカオみたいになっていたかも知れなかったのにねえ。
           
コメント
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