はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

手がかりは、慟哭

2011-03-03 21:57:57 | book
 寒いですねえ。
 久しぶりに職場を後にしたのが9時過ぎました。
 てか、本格的に動き出したの、定時後だもんねえ。
 さすがに、へたりますわ。
 さ、甘い物でも食べて、落ち着け

 というわけで。
 週末に私をまんまと藤沢まで誘導してくれた?のがこの本です。
 夜想/貫井徳郎(文春文庫)

 もう、いつ買ったのか本なのか分からないけど、多分、この表紙につられたんだろうなあ、週末に未読の本の山から手に取ったのがこれでした。
 作者は、慟哭、の方です(工藤静香ではなく )。
 なかなか作家の名前を覚えないんですが、この人の本の帯には、大抵「あの『慟哭』の作者が」とかいうフレーズが入っているので、大丈夫?です
 貫井さんの作品は、これまでにも何冊か読んだものの、やっぱり最初に読んだ慟哭の衝撃が強すぎて、とんと、ごぶさたでした。
 が、久しぶりに来ました。
 ジャンルはミステリーになるのかな。
 ネタバレになっちゃうから、内容には触れないけど、読後は、にやり&ほろり系ですかね。
 慟哭が好きな方にはオススメ。
 てか、もう読んでるよね?

 さてさて。
 文庫は、あとがきはなかったけど、解説がありました。
 この解説がまた、北上次郎さんでしたよ。
 ええ、音もなく少女は、の解説を書いてた方。
 なんだか、全てが納得。

 その解説の初めの方で、評論家である北上さんにも、理解できない作家作品があることを述べていて、その時に理解できなくても、無理に理解しようとはなさらないそうです。
 本当にその作家作品と縁があるなら、またいつか必ず出会うだろうから、と書かれていて、はい、私もそう思いますっ

 そう。本って、会うのよね。
コメント
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