はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

考えてみる

2011-04-18 20:29:14 | daily
 帰りにでっかい月を見ましたが、すぐに雲に隠れてしまいました。
 残念。
 この時期、月といえば菜の花で? 週末の写真です。
 まるで一面菜の花畑!の様ですが、実は空き地の真ん中1m四方くらいに固まって咲いてました。
 ふふふ

 さてさて。
 地震や原発に関する色んな情報が世の中に溢れちゃってますが、本当に知りたい事の取捨選択が大変です。
 そんな中
 一週間ほど前ですか、東大のゲラー教授が書いた、日本は地震予知は止めた方がいい、とかいう記事が英国の科学雑誌natureに掲載されたそうで、地震予知の端っこをかじっていた私としては、なにおう?という感じで食い付いた訳ですが、読んで納得。
 内容は、今の日本の予知方式に対する苦言でした。
 東海地震ばっか警戒してるけど、近年の大きな地震は、全て東海以外で起きているじゃん、とか。
 地震そのものに大した知識のない人が、単なる確率論でもって予知をしているおかげで、日本中が意味のない数字に振り回されている、とか。
 おおっその通り!
 3日以内に70%の確率でM7以上の余震、とか意味分かりませんもん。
 地震なんて、起こるか起こらないかだけなので、確率が0%でない限り、起こるのよ。そもそも0%なんてあり得ないし。
 地震の研究は(予知も含めて)純粋に科学者の手によって行われるべきもの、という事で、その意見には賛成です。

 基本的に、地震は、天気予報ほど明確には予測できないんです。
 だって地面の中、見えないし
 起きた後にデータを振り返って、これが地震の前兆だった、という後予知がせいぜい。
 しかも次に応用できるとは限らない、ある意味、不毛な研究でもあるんですが、でも、だからこそ知りたいんだよ~ とは書かれてませんが、翻訳された記事が、こちらのネイチャーのHPで読めます。
 ぜひ、ご一読下さい。
コメント
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