ドクターの問診が終わり、病室で身の回りの整理をした後、トイレや洗面所、食堂等の案内があった。そして、夕方5時頃ベッドサイドに主治医、担当看護師、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカー、担当理学療法士、担当作業療法士の面々が集合した。私の運動機能や精神活動の状態を観察し評価した。事前の問診から言語聴覚士と義肢装具士は省略された。これは、私の現状を把握し情報を共有することによって今後のリハビリ計画を総合的に立案することを目的としたチーム医療である。この評価によって私の可動範囲が決定された。当面病室があるフロアーのみT字杖を使用しての歩行が許された。階段は不可。エレベータ使用のこと。というものだった。回復期のリハビリが受けられる幸運に感謝だ。ダメージが深刻であれば意識不明、さらには死ということもあったのだ。明日からの生活が楽しみだ。
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