認知症による徘徊
知人の父親が認知症になった。
まだ現役の時だったので介護が大変だったようだ。
今のように施設や休暇制度がなかったので退職するか悩んでいた。
一番大変だったことは深夜徘徊だった。
家族が交代で寝ずの番をした。
病人より周囲の人間が疲弊して家庭崩壊の危機になったという。
うっかり家の外に出してしまうと大騒ぎだ。
今の時代なら、施設に入るという選択が出来るが、
当時は座敷牢を作って保護することしかなかった。
これからは我々が認知症になる番だ
家族に迷惑はかけたくないものだ。
遭難・迷子救うハイテクお守り(日経ビジネスオンライン)