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世田谷区長宛て「建築確認は土木担当者と合議することについての陳情」

2023年07月23日 | バリアフリーの交通・街づくり

下記の陳情書を郵送した。

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世田谷区長 保坂 展人殿
2023年7月23日

                                                                  長谷川 順一
            建築確認は土木担当者と合議することについての陳情
【陳情の要旨】
これまでの事例から、建築確認は土木担当者と合議することにすればバリアーフリーや側溝切り下げが出来ますので検討してください。
【陳情の理由】
マンションや大型建築物を建設する際には、世田谷区ユニバーサルデザイン推進条例の別表「14 車両乗入れ部 (1) 歩道等における車両乗入れ部は、歩行者等の通行の安全性及び快適性を考慮し、歩道等の路面が連続して平たんとなるような構造とすること。」と指導されていますが、実際にはそうはなっていません。
しかしながら、建築確認をする以前に各総合支所土木管理事務所が専門的な観点から建築主と設計事務所に対して提案していたならば歩道等の路面が連続して平たんとなるような構造の歩道空間が実現できた場合がありました。
①野村不動産(株)分譲マンション、S邸私道部分、世田谷区道の事例
野村不動産(株)分譲マンションの地盤面を下げ、世田谷区道もセミフラット方式歩道にすればS邸私道部分と連続して平たんとなるような構造の歩道空間が実現できたと考えられます。

②JA東京中央の事例

JA東京中央が提供した歩道も、都道補助54号線歩道と同じセミフラット方式とするように要望すれば、通用出入口部分の歩道段差解消の工事が不要だったと考えられます。

③グループホーム千歳台さくらそうの事例
土木部占用係がきめ細かく、側溝レ型切り下げをしていれば、ステップは不要でありました。

④生活クラブ・ケアセンター世田谷の事例
土木部占用係がきめ細かく、側溝レ型切り下げをしていれば、ステップは不要でありました。

⑤各戸建住宅駐車場の側溝レ型切り下げ工事は、殆ど行なわれていない事例

道路法第43条違反の状況が存在しています。公道に面する一般戸建住宅の建築確認も、土木部占用係のチェックがあれば改善されると考えます。
但し、土木部占用係が扱う件数が多いので、各総合支所土木管理事務所の合議とすれば良いと考えています。

                                                                            以上

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〔追記〕24年7月4日に区長宛の暑中見舞いを出しました。

(了)

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