懇談会座長代理北岡伸一氏が「満州事変を侵略と否定する歴史学者はいない」と証言

　朝日新聞朝刊１５面に、「安倍談話」に向けて設置された首相の私的諮問機関「２１世紀構想懇談会」の座長代理を務める北岡伸一氏（国際大学学長・政治学者）が、インタビューで「歴史を直視し過ちを素直に認め世界に貢献を」と語りました。 　これまで「侵略は歴史学者が定義するものだ」とか言って、日本の侵略行為を絶対に認めてこなかった、安倍首相にとって大変痛い証言となるでしょう。 「（インタビュー）戦後７０年談話 . . . 本文を読む

これから首相官邸前の抗議行動に参加してきます

　２７・２８日の衆院平和安全法制特別委員会の質疑で、憲法違反の法案であることが益々明らかになりました。 　これから首相官邸前の抗議行動に参加してきます。 . . . 本文を読む

米議会の安倍総理演説を皮肉った風刺漫画の傑作です

　管理人はモーツアルト大ファンの妻と一緒にNHK「クラシック音楽館」を視ていますが、拍手鳴り止まずでスタンディングオべーションの場面は滅多にはお目にかかれません。 　ところが、安倍首相がアメリカ議会上下両院合同会議での演説に、巻き起こったスタンディングオペーションにはビックリしました。妻には「アメリカはお金がなくて困っているところへ、日本の総理大臣が戦争になったら、砲弾・銃弾を惜しみなく差し上げま . . . 本文を読む

加賀屋敷跡“新宿区市谷加賀町”の由来を見直しか

　北陸新幹線金沢駅開業記念の様々なイベントが行われていますが、石川県立歴史博物館が特別展「江戸と金沢　北国下街道を歩いた人々」を開いていることを、web北國新聞で知りました。博物館に電話をしてこの図録を送ってもらいました。（頒価１２００円） 　読んでみますと、江戸の加賀藩邸は本郷の上屋敷、駒込の中屋敷、板橋の下屋敷だけで、新宿区市谷加賀町一丁目にあった「加賀屋敷」のことには触れられていませんでした . . . 本文を読む

「迫水久常の手記」（終戦時内閣書記官長）天皇の聖断で受諾した“ポツダム宣言”

原文のママですが、皇国史観の立場で書かれていますので批判的にお読みください。彼らの手記を読みますと、ポツダム宣言の内容を“つまびらか”に検討もせず、唯々国体護持（天皇制）だけに汲汲している姿が浮かび上がってきますが、さすが書記官長の立場だった人間ならではの、二度の御前会議の様子など内容の正確さは感じます。 　８月に封切られます映画「日本のいちばん長い日」では、堤真人が迫水 . . . 本文を読む

「保科善四郎の手記」（終戦時海軍省軍務局長）天皇の聖断で受諾した“ポツダム宣言”

「終戦集結の御聖断」保科善四郎（終戦時　海軍軍務局長）　原文のママですが、皇国史観の立場で書かれていますので批判的にお読みください。彼らの手記を読みますと、ポツダム宣言の内容を“つまびらか”に検討もせず、唯々国体護持（天皇制）だけに汲汲している姿が浮かび上がってきます。そして大東亜戦争は「自衛」のためだと認識し、敗戦後も岸信介に代表されるような大手を振って政権の中枢に居座り . . . 本文を読む

遊就館からポツダム宣言を“つまびらかに知る”

　久しぶりに靖国神社と遊就館に行ってきました。 　拝殿横にある絵馬にこんな願いが書かれていました。 　海軍零式五二型戦闘機（ゼロ戦）を上から見られるように階段が置かれていました。 　展示室１１「大東亜戦争１」に「開戦の詔書」が展示されています。安倍総理の祖父岸信介商工大臣の署名も見えます。その右上に、太平洋艦隊が11月26日に千島列島単冠（ヒトカップ）湾を真珠湾に向かって出航した説明文 . . . 本文を読む

「安倍源基の手記」（終戦時内務大臣）天皇陛下の御聖断で受諾したポツダム宣言

　「終戦当時の思い出」安倍源基（終戦時　内務大臣）　原文のママですが、皇国史観の立場で書かれていますので批判的にお読みください。彼らの手記を読みますと、ポツダム宣言の内容を“つまびらか”に検討もせず、唯々国体護持（天皇制）だけに汲汲している姿が浮かび上がってきます。そして大東亜戦争は「自衛」のためだと認識し、敗戦後も岸信介に代表されるような大手を振って政権の中枢に居座りまし . . . 本文を読む

つまびらかに読んでいなかった“ポツダム宣言”は「天皇陛下の御聖断」で受諾しました

　党首討論で、安倍首相は日本共産党志位委員長の質問に「このポツダム宣言を、われわれは受諾し、そして敗戦となったわけだ。そして今、私もつまびらかに承知しているわけではないが、ポツダム宣言の中にあった連合国側の理解、例えば日本が世界征服をたくらんでいたということなども今、ご紹介になられた。私はまだその部分をつまびらかに読んでおりませんので、承知はしておりませんから、ここで直ちにそれに対して論評すること . . . 本文を読む

遊就館展示「滿州国が建設されたが、現在は中国が支配し東北部と称している」

　朝日新聞は昨日から（７０年目の首相）の連載が始まりました。「『改憲へ、祖父の背中追う　「日米対等」求め安保改定―集団的自衛権』２面に『「満州国」岸元首相の原点　産業開発進め、国家統制を主導』 　管理人は同紙の読者室に、今回の連載は大変タイムリーで良い企画なので担当記者に頑張ってくださいと伝えるよう電話をしました。そして、岸信介がA級戦犯容疑者だったのに何故起訴されなかったのかその事由と、遊就館の . . . 本文を読む

薔薇が満開の世田谷散歩道

　世田谷区の住宅地は建ぺい率が５０パーセントです。戸建て住宅は庭付きですから様々な花が植えられています。 　いまは、丹精込めた薔薇が満開なので散歩をしながら、彩と香りを楽んでいます。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ . . . 本文を読む

「アフリカ南端喜望峰まで行動する在日米軍の能力」と軍事アナリスト小川和久氏が賞賛

　安倍首相は記者会見で「我が国に近づいてくる国籍不明の航空機に対する自衛隊機の緊急発進、いわゆるスクランブルの回数は、10年前と比べて実に７倍に増えています。」と述べていましたので、「スクランブル年度別回数」のキーワードで検索しましたところ、昭和59（1984）年が944回で、平成26（2014）年は943回なので30年ぶりにピークに達したということが事実のようでした。 　検索中、防衛省南関東防衛 . . . 本文を読む

「靖国の遺児」ならぬ「市ヶ谷台の遺児」をつくってはなりません

　自衛隊殉職者１８００人には、戦死、戦傷死、戦病死はひとりもいません。 　戦前は「靖国の神々」として合祀され、遺児は「靖国の遺児」として、父母は「倅は九段の若桜」と悲しむことは許されませんでした。 　自衛隊退職者及び予備自衛官等を正会員とする全国組織の団体「隊友会」は、殉職自衛隊員を各地の護国神社に合祀をしてきました。殉職した自衛官を山口県護国神社に合祀した行為が、信教の自由を侵害され、精神的自由 . . . 本文を読む

米軍本隊のズーッと「後方」から「支援」しますので「集団的自衛権と関係のない活動です」

　「安倍総理大臣記者会見」で幾つかの大ウソをつきました。 　自衛隊員の事故死と戦争法制によって今後発生するであろう「戦死・戦傷死・戦病死」を「殉職」という言葉で誤魔化していることを、管理人は昨日のブログ記事にしました。 　　 　「（略）そして、こうした素晴らしい実績と経験の上に、今回PKO協力法を改正し、新たに国際平和支援法を整備することといたしました。これにより、国際貢献の幅を一層広げてまいりま . . . 本文を読む

「事故死の殉職自衛隊員1800人に、これから戦死する殉職隊員を増やしていきます」と安倍総理

　安倍総理は14日の記者会見の中で「（略）そして、今までも自衛隊の皆さんは危険な任務を担ってきているのです。まるで自衛隊員の方々が、今まで殉職した方がおられないかのような思いを持っておられる方がいらっしゃるかもしれませんが、自衛隊発足以来、今までにも1,800名の自衛隊員の方々が、様々な任務等で殉職をされておられます。私も総理として慰霊祭に出席をし、御遺族の皆様ともお目にかかっております。こうした . . . 本文を読む