朝日新聞は、「帝国の手先 海底ケーブル」を24日~26日まで三回連載しました。
「政府が国民を公然と監視する時代に入っている。それは、新たな『帝国主義』の到来と言えるかもしれない」と警鐘を鳴らしていました。
(了) . . . 本文を読む
明日25日~29日まで(株)富士国際旅行社主催「中国 南京・上海近代史と文化探訪」に参加しますので、Blog記事の更新はお休みにします。
27日、上海のホテルでは「『大山中尉殺害事件は謀略』が定説となるまでの、笠原十九司教授の論考系譜」を講演する予定です。
使用する画像です。
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管理人は「防衛省『市ヶ谷記念館』を考える会」の共同代表をしていますので、青木書店刊「東京裁判ハンドブック」など東京裁判関連の本が書棚にあります。しかしA級戦犯容疑者として1946年3月1日GHQに逮捕された阿片王・里見甫の名前がどの書籍の「A級戦犯容疑者名簿一覧」には記載していません。「謎」ですね。
田中利幸、ティム・マコーマック、ゲリー・シンプソン編著 大月書店刊「再論 東京裁判 何を裁き、何 . . . 本文を読む
「謀略の昭和裏面史」から
管理人が加筆しました。
影佐禎昭中佐自宅跡(管理人が撮影 2018年12月)
里見甫が「宏済善堂」のオフィスにしていたピアスアパート(管理人が撮影 2018年12月)
(続く)(戻る)
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新潮文庫 佐野眞一著「阿片王 ―満州の夜と霧―」の「第八章 孤高のA級戦犯」から、「東京裁判に関係する阿片と里見甫」についての部分を抜粋します。
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上海から帰国してまだ半年も経たない昭和21(1946)年2月末、かねてから 里見の行方を内偵中のCIC((米陸軍情報部)は、里見の京都の隠れ家を突きとめ、戦中に於ける「地下運動とテロエ作」の容疑で本格捜査に踏み . . . 本文を読む
「電通」の前身である「満州国通信社」創設を主導して初代主幹となり、上海では参謀本部第8課長「梅機関」影佐禎昭大佐に協力して、「宏済善堂」なる阿片の密売組織をつくって活躍した阿片王・里見甫の自宅が、世田谷区成城683番地にあったことでした。(世田谷区住居表示課調べ:成城6丁目17‐3が住居表示。)
世田谷区図書館から借りた書籍並びに書棚にある上海関連書籍を読み、"魔都”上海にお . . . 本文を読む
「人骨の会」(軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会・代表元新宿区議川村一之)事務局の島村英子さんに「阿片王・里見甫」の墓を撮影してもらいました。
西木正明著「阿片王・里見甫の生涯 其の逝く処を知らず」には、「昭和41年3月21日夜、箪笥町寓居で家族と談笑中突然倒れ、そのまま不帰の客となった。」(注・新宿区箪笥町)
千賀元史著「阿片王一代 中国阿片市場の帝王・里見甫の生涯」には、「196 . . . 本文を読む
2023年8月17日の朝日新聞は、三面も使って「傀儡国家(旧満州国) 闇の資金源(麻薬)」を特集していた。旧満州国では国務院高官であり、A級戦犯容疑者だった岸信介についての記事がなかったのは残念である。
二面に「阿片王・里見甫」の写真がある。
管理人は、これまでも「阿片王・里見甫」についてエントリーしてきた。
島村英子さんに「阿片王・里見甫」の墓を撮影してもらいました
戦犯容疑 . . . 本文を読む
本日、(株)富士国際旅行社で学習会「“魔都”上海レポート」をしました。パワーポントの画像と学習会で説明した要約をアップしますのでご参照ください。
2017年12月25~30日までの日程で『海軍の「大山中尉事件」・南京大虐殺を考える 検証 上海事変から蘇州・南京占領まで』に参加しました。添乗員は堀米さんで、スルーガイドは南京中北友好国際旅行社日本中心総経理曹陽さんした。 . . . 本文を読む
25日から30日まで訪中しましたので、ブログ記事はお休みにしました。昨日元気に帰国しましたので「訪中レポート」をアップしていきたいと思います。自由時間も無く、観光は蘇州市の寒山寺と山塘街を散策した三時間だけのタイトな日程でした。しかし、「ダークツアー」という訪問目的を理解した上で、参加された方々ですので充実した訪中となりました。札幌市から祖父祖母と一緒に参加された、中学一年生にも「平和のバトン」を . . . 本文を読む
『我々が南京大虐殺犠牲者のために国家追悼式を挙行するのは、善良なる人々一人一人の平和に対する志向と堅守を喚起するためであり、恨みを継続するためではない。中日両国の人民は、代々友好を継け、歴史を鑑として、未来に向かい、共同で人類の平和のために貢献すべきである。』侵華日軍南京大虐殺遭遇同胞祈念館(中国では大屠殺)館内最後の展示室に掲げられている習主席の演説文である。12月13日にリニューアルオープンし . . . 本文を読む
ミレニアムの2000年に新宿平和委員会は「731部隊の罪証を訪ねる中国平和の旅」を催行した。哈爾浜市郊外の平房にある「侵華日軍関東軍第731部隊陳列館」へ一行はバスで向かった。車窓から見えた大きな看板に、鄧小平国家主席の顔と「小康社会」というスローガンがあったので現地ガイドの房若林さんに質問をした。1978年からの「改革開放」政策で、毎年3~4%の成長をしながら、50年でアメリカに追いつき、100 . . . 本文を読む
今回の訪中で、敬愛する中国人と出会えたことは、特筆すべき出来事である。南京民間抗日戦争博物館の呉先斌館長のことである。12月8日のしんぶん赤旗に北京支局小林拓也記者の記事「南京大虐殺から80年 中」を紹介したい。 『建築資材を扱う会社を経営する呉先斌(ごせんひん)さん(53)は2006年、私財を投入し、南京市内に「民間抗日戦争博物館」を開館。現在、館長を務めています。日本や中国大陸、台湾などから集 . . . 本文を読む
自分史・新宿区役所通り
八十歳を超え結婚50年記念を迎え自分史をBlogで作成することにした。