昨日5日、新宿文化センターで開かれた新宿区賀詞交歓会に元区議会議員として招待されましたので出席してきました。
第一部は中山弘子新宿区長、深沢としざだ新宿区議会議長、区内選出都議会議員代表の挨拶があり、その後は“浄瑠璃”鶴賀若狭掾さん、“立方”藤間仁章さんらによる「初日の松」が演じられました。そして江戸消防記念会の木遣りと会場全員の手締めで終了となりました。第二部は同センター内ロビーで祝宴が行われました。管理人が初当選した当時の同僚議員の多くは鬼籍に入り、また病気のために議員待遇者会の参加が少なくで寂しくなりました。
中山区長の挨拶は最高裁で建築確認が法令違反であると判決が出た「たぬきの森」問題には一切触れられていませんでした。管理人はこの問題は新宿区に大きな責任であると同時に、行政をチェックする新宿区議会の責任もあるのではないかと考えていましたので、ある区幹部職員に意見を求めましたら管理人が在職していた当時に比べると都市問題、建築問題に関する質問が甘くなっていると応えてくれました。1月13日午前10時から、この問題を議題とする総務区民委員会と環境建設委員会が開催されますので見守りたいと思います。
入口で「案内者名簿」と一緒に封筒が渡されました。封筒の中には「新宿を愛する文化人たち~新宿区名誉区民集~」と雑誌「東京人」の2月増刊号「新宿を楽しむ本」並に「神楽坂 伝統芸能2010」のチラシが入っていました。
「新宿を楽しむ本」には管理人を取材して「昭和遺産な人々」を上梓した泉麻人さんや加賀まりこさんなどが新宿を語っていますが、尾張徳川家上屋敷と防衛省についての記事がありませんでしたので東京人の編集部に電話をしました。3月13日に開かれる「新宿平和のつどい」に配布予定の「新宿区平和マップ」のことや新宿戦跡と平和問題について是非次回の機会に取り上げて欲しいと申し入れをしました。