クイズの記念品の「だるまねきねこ」をじっくり見ていたら、座布団に座ったデザインになっていることに気づいた。まるで落語家だ。落語家で思い出したのだが、私はあの宇宙船で作業をする日本人宇宙飛行士としてぜひとも落語家を乗せたら良いのではないかと、かねてより思ってきた。もしくは詩人。詩人はゴホゴホと病弱か何かで尻込みする人が多いだろうから、やはり語り部として落語家。宇宙でのいろいろ、たとえば地球の景色などを語ってもらいたいのだ。ついでに落語も一席。宙に浮かびつつ話すわけだ。語りの名手だからいろいろ面白いだろうと思う。誰を飛ばすかと具体的に考えてみたのだが、こういうことは具体的でなければならない、・・・歌丸さんあたりが大御所だから誰からも文句が出ないだろうし、良いかなと思ったのだが、あのか細い体から察するに、打ち上がる途中で息絶えて、文字通り、笑点ならぬ昇天ということにもなりかねない。宇宙空間に上がった時はおだ仏で、宇宙船が丁度良い棺桶だぁと言ってもシャレにならない。仕方がないのでメンバーチェンジを考え、桂三枝さんあたりではとなった。勝手なものである。彼であればまだまだ体力はありそうで元気だし、打ち上がるまで持ちこたえてくれるはずだ。何か人間の限界の話のようになってきた。三枝さんは数年前に寄せを観に行って大笑いさせてもらったが、あの時、想像していたより随分と肩幅の狭い、スポーツなど金輪際やったことのないようなきゃしゃな体つきをしていて、それがすごく印象に残っている。やはり昇天か。うーん、残念。
落語家に語ってもらうと面白いかもしれないが、宇宙船の窓から見えるものは面白いのは地球ぐらいで、それも一通り見たらもう後は変わり映えしないのかもしれない。やはり宇宙船内落語独演会だな。それとも何人か並んでというのも楽しくていいかな。
落語家に語ってもらうと面白いかもしれないが、宇宙船の窓から見えるものは面白いのは地球ぐらいで、それも一通り見たらもう後は変わり映えしないのかもしれない。やはり宇宙船内落語独演会だな。それとも何人か並んでというのも楽しくていいかな。