■伝承園■
伝承園は遠野駅から約6Km、バスで15分程。かっぱ淵と近いので、
少し毛色の違う観光スポットを並べて見ようとすると、ここは手軽で良い。
伝承園・曲がり屋
てっぺんに毛が生えたように、草が生えている
蚕の繭が展示してあった
伝承園内に咲いていた
■blog製作の作業手順として、編集ページでフォトをレイアウトし、それからそこに文章を書いていて、文章に網がけ、文字の変換ときて、Enterキーを押すと、驚いたことに苦労してレイアウトしたフォトが一度に消えてしまうのである。どういうことですか。これではおちおち、文章を作ることができない。今もそういうことが起き、泣く泣く作業を中止し、フォトの再添付をし直したところである。この動作の仕方は、ソフトとしての欠陥だろう、と思う。
■曲がり屋は本来のおえ(居間)、や、台所などを含む家本体の部分に、馬屋が増築されたのがその始まりだということである。なぜ真っ直ぐにせず、直角に曲げて増築したかということについては、機能的な側面から馬の飼育に都合が良いから、という旨のことが説明されてあった。本体の居間の辺りからの距離がプラン上、比較的短く取れることや、馬の様子を視覚的に見やすいことが利点なのだろう、と見ていて思った。また、曲げたことによって、前庭に少しばかりの囲繞感が生まれることは、気付きにくいが、住む人の精神にまた違った効用を与えたのかもしれない。同時に、建物の中にいて、自分のいる建物の一部を見られるのも、また悪くはない。自分の姿は自分ではなかなか見ることはできないが、時として、鏡を見ることは精神衛生上、必要、ということである。自分のいる建物の中から自分のいる建物の外観が、どこからも、全く見ることのできない建物ももちろん、多い。それが見えることはちょっとした楽しみに過ぎないではないか、と気色ばむ向きもいそうなので、その是非は、是非などという馬鹿げたことは、ここでは置いておくことにしたい。
■伝承園にいる頃、日が照ってきて急に暑くなった。あれだけ局地的豪雨に見舞われているというのに、この日、この時、この場所は、暑くて嫌になるほどの快晴だったのである。たまらずに近くの酒屋で冷えた日本酒のワンカップを買って飲んだ。
■前日のblogにかっぱ淵で、説明のおじさんが、かっぱの餌にピーマンを付けていた、となっているが、本当である。インディアン、ウソつかない。私、ときどき、ウソつく・・・・・。
後で、かっぱの好物は、きゅうりだったのではないかと思ったが、ピーマンも好みかもしれない。同じ緑色、だし。説明のおじさん、今日も子供たちに説明するぞ、と張り切ってかっぱの餌になるものを買いに八百屋へ行ったものの、きゅうりは、安くて手頃なものがないし、ピーマンは安いし緑だし・・・、で、ピーマンにしたのではないかと想像した。
■伝承園脇の酒屋で買い求めたワンカップ。店主は他にも勧めたい地酒があるようだったが、この前の新潟・秋田の旅で酒の味はあまり分からないことが実証されたし、分量も手頃なところで、これにした。地酒のワンカップである。