きのうの晩ごはんはデジカメが壊れたのでお休み。
朝7時25分出発。歩きも快調。ほんと、最初だけ。何だかんだいいながら塚地坂遍路道を上り下って宇佐町へ。しかし、宇佐大橋になかなか出ない地元の人に聞いてようやく大橋へ。橋の上で月光仮面(日焼け止め)みたいな女性遍路に挨拶。よく見ると自転車女性遍路だった。「自転車はどうしたの」と聞くと大変だし歩きの方が楽だから途中の三陽荘旅館に置いてきたとのこと。「おきをつけてー」と別れる。宇佐大橋を渡り海岸線を歩き36番札所清龍寺へ。晴れてはいるがけっこう風が強く顔に当たると痛く足の方も痛くなってきた。
36番札所青龍寺・波切不動明王
また、この近くには、野球、相撲の強豪校で知られている明徳義塾校がある。横綱、朝青龍もここで学んだ。ようやく到着したが、急こう配の石段が待ち構えていた。手摺りをつかまないと上れないような長―い、急な石段。横綱もこの石段でトレーニングをしたらしい。上り終えると波切不動明王の像が鎮座。どことなく朝青龍に似ている。一直線に並ぶ伽藍配置は唐の青龍寺を模したものといわれている。
打ち終えて、今日の遍路宿「民宿さざなみ」へはここから12㌔の道のり。ここは、浦ノ内湾の入り江が幾重にも連なり風光明媚なとこでもあり、「横浪三里」とも呼ばれている。そして、橋の下の砂浜を見ると見たことのある軽自動車と男女ふたり・・・あ! 琴が浜で逢った夫婦だ。気付いたのか車に乗って追いかけてきた。とりあえず挨拶。相手もわかっていたみたいで前方を歩いていた男性凸凹遍路に声をかけていた。大変ですね布教も・・・
ここに来て、足のほうも痛くなってきたし腹も減ってきたが食堂もない。凸凹遍路は無人販売所のポンカンを買い防波堤で食べていた。ようやく一軒の店がありパンを購入。湾内の穏やかな海を見ながら食べる。ポンポン船が通っていった。足が痛いのでこれに乗っていくことも考えたが、やはり修行の道場・・・ほんとうか・・・ようやく休み休み「民宿さざなみ」到着。先ずはビールでのどを潤おし・・・宿のおばさん最高でした。何が最高、おしゃべり好き。
浦ノ内湾・横浪三里