中国経済ビジネス・文化・交流そして日中ビジネス!・北京の大学でMBA文化ツー(株)代表秋澤文芳コンサル業務

日中経済ビジネス、KBT観文研 北京第二外大研究生 都日中副理事長・経済ビジネス委員長、中小企業コンサルタント秋澤文芳

ちいさな旅 大きな夢四川省綿陽 

2011年10月05日 21時39分24秒 | (中国全土をあるく 1)中国 全土横断縦断の旅
 四川省の省都といえば成都ですが、列車、バスにて
1時間半あまりのところに位置する綿陽にも行ってき
ました。今年、夏前ですが、あまり聞いたことのない
都市名ですが、四川大地震の時は度々と名前があがっ
た都市が、この綿陽です。

 今回は、成都から行ったのではなくて、新疆のウル
ムチ方面から列車に乗って、約40時間以上も寝台に
揺られやっとこの駅に着いたという感じです。

 四川省そのものが日本の面積よりも広く、人口も9千
万人近くいるわけですから、この街も成都(人口も約
1千万人以上)程ではありませんが、数百万人もいる
綿陽の街へ足をのばしてみました。 

 名前からすると綿でも取れるのではと思われがちな都市
ですが、駅を降りるとただだだっ広いな、というのが第一
印象でした。駅も近代的で、とにかく箱モノの建物として
はものすごくデカイという感じです。
 街も特に特徴があるわけではありませんが、ここは、やは
り中国、中国は奥へ行けば奥へ行くほど奥深く、また見所
も多いといった感じですので、早速ここからバスに乗って、
北川へ行きました。

 綿陽市内は見るべきものもありません。が、勿論、街を
歩けば必ず何かを発見するはずです。やはりバス、または
タクシーに乗り、地図とにらめっこしながら、駅近くの川
をわたり市街地の方へ行くと良いと思います。街中は、他
の中国のどの都市とも変わりなく、ミニ銀座的な通りと、
地元特有の商店がすらりと並んでいるという感じです。

 そんなわけで、横道へ逸れますが、テレビでも話題にな
っている、震災に逢い、町全体が引っ越したという北川方
面へ、駅前から路線バスに乗り行ってきました。
 40分ほどで新しい町へ着き、ここも散策しました。全
くの新しい街並みが出現した、という感じです。商店街も
綺麗に整備されました


 更に億へ行くと、バスで20分程度ですが、震災を受けた
建物等が記念館となっており、今や、ブラックツーリズム
として売出している元被災地がみられ、全国から観光客も
見学に来ています。地元テレビでも大きく報道をしていま
した。
 震災復興を観光面で後押ししようという地元政府の考え
から、このツアーも催行されているわけです。当然、この
ような記事も、学術的な面からも、本が出版されています。

 というわけで、綿陽というよりは北川方面の記述になって
しまいましたが、夕方6時過ぎにはまた、元の綿陽の町へ
戻り、駅前に宿をとりました。

   綿陽も、観光資源としては特筆すべきこともあり
   ませんが、この北川方面への玄関口として今後は
   脚光を浴びることかと思われます。



 

中国ちいさな旅 街角こうすれば良くなる

2011年10月05日 10時50分13秒 | 中国日々の生活編

 北京の街を歩くことは健康に良いばかりでなく、旅の基本の
一つでもある「歩く、見る、聞く、食べる、話す、納得する」
の第一歩ともなります。

 従って、ホテルに泊まっても、レストランに食事に行っても
裏道、よそ道、対面側、と少しづつ欲張らずに街角を観察する
ことが重要だと思います。
 勿論、ガイドブックには載っていない自分だけの旅がはじま
ります。

 しかし、最近の北京市内は何処も工事ばかりです。大通りも、
裏道も、脇道も皆、何らかの工事、補修、修理が始まっていま
す。

 が、多くは、最後の工程では人の力により、道の舗装、修理
などが行われていますが、何処も雑という感じで、最後の最後
の下請けがアルバイト的な職人に任せているせいか、道はでこ
ぼこ、穴あき、隙間等が随所にみられます。

 建築、舗装関係の企業、会社も最後の最後まで、目を配り、
完成後も再度目を通していただくと、完璧な工事として終了す
るはずですが。。。。

 街角歩きにも、やはり綺麗な道の上をすがすがしく誰でもが
歩きたい者です。
 あくまでも道路も小道も、お客様、利用者のための道であって
ほしいものです。