~~今回、昼の移動により一日中眺められた車窓風景、
そして人々の車中過ごし方や様々な体験~~
##夜行列車ですとーーー
あ夜行列車の場合、疲れをとるには寝台車であれば最適の環境
です。昼の疲れを夜間に補給し、また翌朝に備えて車中でゆ
っくりと睡眠がとれます。
しかし、時には見たいと思う車窓からの風景は当然見られま
せん。ただ、途中駅で停車している間、なにやらがたがたガ
ラガラと、そして車両の金属音や乗降客の甲高い声、雑音が
異様に耳に入り、外の様子が気になります。
時計を見ると「まだ夜中2時、夜明けまではあと3,4時間か」
等と1人つぶやき、また眠りに陥ったりします。
朝方は、5時を過ぎると気の早い人は通路の腰かけイスに座り
早速お湯を飲んでいる人たちに出会います。
朝、7時頃ともなると洗面所が混んできます。歯磨きは勿論、
水で頭を洗う人や、体を拭いている人など様々な光景にも出
くわします。食堂車もこの時間にはオープンしており、服務
員が忙しそうに来客に備え作業をしています。
~~昼の列車の場合ーー何かと話し好きな地元の人々
地元の人たちのけたたましくも感じる会話、動作がみられ、
これまた、さまざまな日ごろの習慣なりがみられます。
今回、同じ車両で同じコンパートメントでの6名と更に左右の
彼等の仲間たちは早速朝方から、トランプで賭けゲームを。。
最初はとっつきにくい彼等も、話しかけてみると、その後、次
から次へと話のしっぱなしという状況でした。ウルムチ到着の
10時間以上、中国の習慣、生活、車、給料、仕事、学校、旅行
、カメラ、本、タバコなどなど時には難解な言葉では身振りで
説明も。概して彼等は本当に話し好きです。ただ、日本で見ら
れるような車中での酒盛りということはありませんでした。
話の話題によっては2つ3つ離れた席の見知らぬ乗客を呼んで
仲間に入れて話を盛り上げてもくれました。
実は私達6人がけ(寝台)のなかで、もう1人「よそ者」の若い
女性がいました。北京農業大学の学生で、ウルムチから更に
1日はかかる西部の町の出身のウイグル族で、夏休みで里帰りと
いうことです。
男性グループのリーダー格の人が、何処から探してきたのか、
同じ車両のなかで、上記の農業大学の現役の女性の先生を捜
捜してきて、話の輪の中に入れ、先ほどの女子学生に、何か
の時に役立つように、先生の電話やメールを聞き出し学生に
渡していました。やはり何かと世話好きな中国人です。
若い人たちとの交流も
車中で寛ぐ同じ職場の人
食堂車の風景も
その後、同じように次々と同類の仲間をみつけては会話の中
に誘い込み、おかげで、こちらも貴重な情報も得られ、最後
の最後まで楽しい会話が続きました。写真も撮り、早速翌日
メールで写真を添付し送信すると早速翌日、返信もありまし
た。昼間ならではの和気藹々とし光景です。
~~ところで、朝7時台に乗車したものの、そのまま、うっか
り寝込んでしまい、玉門8:49、柳園10:43停車の
駅の写真撮影のチャンスを逃がしてしまい。。~~~
昨年6月に上記2駅を通った時は夜行列車のため、写真撮影が
できませんでしたので、今回は是非駅の風景を撮ろうと思っ
ていましたが、残念ながら3時間以上もベッドで寝込んでしま
い、撮らずじまいでした。
様々な景色
しかし、午後に入っての最初の停車駅、ハミ哈密はバッチリ
でした。昨年はこのハミの街を、ハミ王国、王宮の土地を丸
々1日かけて歩き回りまわったところです。
~~T列車の服務員は他の列車と違い ちょっぴり愛嬌も~~
一般的には、中国内での列車をはじめ、公務員たる服務員の
サービス、態度、等などは概して芳しくないですが、私達の
車両の服務員は違っていました。
切符と引換証の交換業務をはじめ、車内掃除、ゴミの回収、
途中乗車の人たちのためのベッドメイク、途中案内、停車
駅での出入り口での改札業務をはじめ、すべて1人でおこな
っています。
彼女の最後の業務、切符の引き換えです
最初初めて逢った時には、私を変な外人と見たのか、英語の
できる乗客を探してきてくれました。
忙しい業務の中で、私たちの会話の中にも加わったりもして、
なかなか愛嬌のあるサービス精神旺盛な彼女でした。
通常は愛想のない服務員ですが、終点のウルムチでは、最後
に「再見」と言ってくれました。こんなことも初めて?です。
夜9時半頃日は落ちて。。
ウルムチへ到着
翌朝の大都会ウルムチ
~~もうひとつ愛嬌のよさでは同じ新疆内のウイグル人~~
後ほど、ウルムチ以外のウイグル族で占める街の様子も紹介
しますが、地元中国の人と違い、段違いに明るく愛嬌があ
り、異文化をとっくに吸収している人懐っこいのがウイグル人
です。
車内でも、デッキで写真を撮っていると、ウイグル族の男性が
タバコをくれたり、これから何処へ行く、どのように行くのか
等と気軽に話しかけてきました。おかげで?タバコも3本もく
れほどで、話も弾みました。
わざわざ何か困ったら携帯で電話をということで番号まで差し
出してくれました。
彼等は、確かに明るく、将にシルクロードの中で、何百年と
いう中で育った、異文化との交流、異国の人たちのとの交流
を経て、自然と外交的で、外国人との接触も手馴れたもんで
す。これは大人も子どもも同じです。
ウルムチから先の西部、南部はまさに中国というよりは中央
アジアそのものでした。
人種も、文化も、生活習慣も、そしてなによりも宗教も異な
った異国の地、そのものです。
中央政府も、党もこの自治区や隣の西蔵チベットを治めるの
は、やはり大変な労力がこれからも必要なようです。
しかし、ちょうど今、テレビで1時間おきに放映していますが
香港返還15周年の特集を繰返し映し出していますが、香港、マ
カオ同様に、この自治区や台湾をはじ何としてでも統治しよう
とする党の方針ですが、地元の維族などとの押し問答はまだま
だ続きそうです。
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そして人々の車中過ごし方や様々な体験~~
##夜行列車ですとーーー
あ夜行列車の場合、疲れをとるには寝台車であれば最適の環境
です。昼の疲れを夜間に補給し、また翌朝に備えて車中でゆ
っくりと睡眠がとれます。
しかし、時には見たいと思う車窓からの風景は当然見られま
せん。ただ、途中駅で停車している間、なにやらがたがたガ
ラガラと、そして車両の金属音や乗降客の甲高い声、雑音が
異様に耳に入り、外の様子が気になります。
時計を見ると「まだ夜中2時、夜明けまではあと3,4時間か」
等と1人つぶやき、また眠りに陥ったりします。
朝方は、5時を過ぎると気の早い人は通路の腰かけイスに座り
早速お湯を飲んでいる人たちに出会います。
朝、7時頃ともなると洗面所が混んできます。歯磨きは勿論、
水で頭を洗う人や、体を拭いている人など様々な光景にも出
くわします。食堂車もこの時間にはオープンしており、服務
員が忙しそうに来客に備え作業をしています。
~~昼の列車の場合ーー何かと話し好きな地元の人々
地元の人たちのけたたましくも感じる会話、動作がみられ、
これまた、さまざまな日ごろの習慣なりがみられます。
今回、同じ車両で同じコンパートメントでの6名と更に左右の
彼等の仲間たちは早速朝方から、トランプで賭けゲームを。。
最初はとっつきにくい彼等も、話しかけてみると、その後、次
から次へと話のしっぱなしという状況でした。ウルムチ到着の
10時間以上、中国の習慣、生活、車、給料、仕事、学校、旅行
、カメラ、本、タバコなどなど時には難解な言葉では身振りで
説明も。概して彼等は本当に話し好きです。ただ、日本で見ら
れるような車中での酒盛りということはありませんでした。
話の話題によっては2つ3つ離れた席の見知らぬ乗客を呼んで
仲間に入れて話を盛り上げてもくれました。
実は私達6人がけ(寝台)のなかで、もう1人「よそ者」の若い
女性がいました。北京農業大学の学生で、ウルムチから更に
1日はかかる西部の町の出身のウイグル族で、夏休みで里帰りと
いうことです。
男性グループのリーダー格の人が、何処から探してきたのか、
同じ車両のなかで、上記の農業大学の現役の女性の先生を捜
捜してきて、話の輪の中に入れ、先ほどの女子学生に、何か
の時に役立つように、先生の電話やメールを聞き出し学生に
渡していました。やはり何かと世話好きな中国人です。
若い人たちとの交流も
車中で寛ぐ同じ職場の人
食堂車の風景も
その後、同じように次々と同類の仲間をみつけては会話の中
に誘い込み、おかげで、こちらも貴重な情報も得られ、最後
の最後まで楽しい会話が続きました。写真も撮り、早速翌日
メールで写真を添付し送信すると早速翌日、返信もありまし
た。昼間ならではの和気藹々とし光景です。
~~ところで、朝7時台に乗車したものの、そのまま、うっか
り寝込んでしまい、玉門8:49、柳園10:43停車の
駅の写真撮影のチャンスを逃がしてしまい。。~~~
昨年6月に上記2駅を通った時は夜行列車のため、写真撮影が
できませんでしたので、今回は是非駅の風景を撮ろうと思っ
ていましたが、残念ながら3時間以上もベッドで寝込んでしま
い、撮らずじまいでした。
様々な景色
しかし、午後に入っての最初の停車駅、ハミ哈密はバッチリ
でした。昨年はこのハミの街を、ハミ王国、王宮の土地を丸
々1日かけて歩き回りまわったところです。
~~T列車の服務員は他の列車と違い ちょっぴり愛嬌も~~
一般的には、中国内での列車をはじめ、公務員たる服務員の
サービス、態度、等などは概して芳しくないですが、私達の
車両の服務員は違っていました。
切符と引換証の交換業務をはじめ、車内掃除、ゴミの回収、
途中乗車の人たちのためのベッドメイク、途中案内、停車
駅での出入り口での改札業務をはじめ、すべて1人でおこな
っています。
彼女の最後の業務、切符の引き換えです
最初初めて逢った時には、私を変な外人と見たのか、英語の
できる乗客を探してきてくれました。
忙しい業務の中で、私たちの会話の中にも加わったりもして、
なかなか愛嬌のあるサービス精神旺盛な彼女でした。
通常は愛想のない服務員ですが、終点のウルムチでは、最後
に「再見」と言ってくれました。こんなことも初めて?です。
夜9時半頃日は落ちて。。
ウルムチへ到着
翌朝の大都会ウルムチ
~~もうひとつ愛嬌のよさでは同じ新疆内のウイグル人~~
後ほど、ウルムチ以外のウイグル族で占める街の様子も紹介
しますが、地元中国の人と違い、段違いに明るく愛嬌があ
り、異文化をとっくに吸収している人懐っこいのがウイグル人
です。
車内でも、デッキで写真を撮っていると、ウイグル族の男性が
タバコをくれたり、これから何処へ行く、どのように行くのか
等と気軽に話しかけてきました。おかげで?タバコも3本もく
れほどで、話も弾みました。
わざわざ何か困ったら携帯で電話をということで番号まで差し
出してくれました。
彼等は、確かに明るく、将にシルクロードの中で、何百年と
いう中で育った、異文化との交流、異国の人たちのとの交流
を経て、自然と外交的で、外国人との接触も手馴れたもんで
す。これは大人も子どもも同じです。
ウルムチから先の西部、南部はまさに中国というよりは中央
アジアそのものでした。
人種も、文化も、生活習慣も、そしてなによりも宗教も異な
った異国の地、そのものです。
中央政府も、党もこの自治区や隣の西蔵チベットを治めるの
は、やはり大変な労力がこれからも必要なようです。
しかし、ちょうど今、テレビで1時間おきに放映していますが
香港返還15周年の特集を繰返し映し出していますが、香港、マ
カオ同様に、この自治区や台湾をはじ何としてでも統治しよう
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