中国経済ビジネス・文化・交流そして日中ビジネス!・北京の大学でMBA文化ツー(株)代表秋澤文芳コンサル業務

日中経済ビジネス、KBT観文研 北京第二外大研究生 都日中副理事長・経済ビジネス委員長、中小企業コンサルタント秋澤文芳

中国列車の旅 様々な人間模様と車窓点描

2012年07月02日 07時39分20秒 | (中国全土をあるく 1)中国 全土横断縦断の旅
~~今回、昼の移動により一日中眺められた車窓風景、
   そして人々の車中過ごし方や様々な体験~~

##夜行列車ですとーーー
あ夜行列車の場合、疲れをとるには寝台車であれば最適の環境
です。昼の疲れを夜間に補給し、また翌朝に備えて車中でゆ
っくりと睡眠がとれます。

しかし、時には見たいと思う車窓からの風景は当然見られま
せん。ただ、途中駅で停車している間、なにやらがたがたガ
ラガラと、そして車両の金属音や乗降客の甲高い声、雑音が
異様に耳に入り、外の様子が気になります。

時計を見ると「まだ夜中2時、夜明けまではあと3,4時間か」
等と1人つぶやき、また眠りに陥ったりします。

朝方は、5時を過ぎると気の早い人は通路の腰かけイスに座り
早速お湯を飲んでいる人たちに出会います。
朝、7時頃ともなると洗面所が混んできます。歯磨きは勿論、
水で頭を洗う人や、体を拭いている人など様々な光景にも出
くわします。食堂車もこの時間にはオープンしており、服務
員が忙しそうに来客に備え作業をしています。

~~昼の列車の場合ーー何かと話し好きな地元の人々

地元の人たちのけたたましくも感じる会話、動作がみられ、
これまた、さまざまな日ごろの習慣なりがみられます。

今回、同じ車両で同じコンパートメントでの6名と更に左右の
彼等の仲間たちは早速朝方から、トランプで賭けゲームを。。

最初はとっつきにくい彼等も、話しかけてみると、その後、次
から次へと話のしっぱなしという状況でした。ウルムチ到着の
10時間以上、中国の習慣、生活、車、給料、仕事、学校、旅行
、カメラ、本、タバコなどなど時には難解な言葉では身振りで
説明も。概して彼等は本当に話し好きです。ただ、日本で見ら
れるような車中での酒盛りということはありませんでした。

話の話題によっては2つ3つ離れた席の見知らぬ乗客を呼んで
仲間に入れて話を盛り上げてもくれました。

実は私達6人がけ(寝台)のなかで、もう1人「よそ者」の若い
女性がいました。北京農業大学の学生で、ウルムチから更に
1日はかかる西部の町の出身のウイグル族で、夏休みで里帰りと
いうことです。

男性グループのリーダー格の人が、何処から探してきたのか、
同じ車両のなかで、上記の農業大学の現役の女性の先生を捜
捜してきて、話の輪の中に入れ、先ほどの女子学生に、何か
の時に役立つように、先生の電話やメールを聞き出し学生に
渡していました。やはり何かと世話好きな中国人です。

 若い人たちとの交流も

 車中で寛ぐ同じ職場の人

 食堂車の風景も


その後、同じように次々と同類の仲間をみつけては会話の中
に誘い込み、おかげで、こちらも貴重な情報も得られ、最後
の最後まで楽しい会話が続きました。写真も撮り、早速翌日
メールで写真を添付し送信すると早速翌日、返信もありまし
た。昼間ならではの和気藹々とし光景です。

~~ところで、朝7時台に乗車したものの、そのまま、うっか
  り寝込んでしまい、玉門8:49、柳園10:43停車の
  駅の写真撮影のチャンスを逃がしてしまい。。~~~

昨年6月に上記2駅を通った時は夜行列車のため、写真撮影が
できませんでしたので、今回は是非駅の風景を撮ろうと思っ
ていましたが、残念ながら3時間以上もベッドで寝込んでしま
い、撮らずじまいでした。

 様々な景色


しかし、午後に入っての最初の停車駅、ハミ哈密はバッチリ
でした。昨年はこのハミの街を、ハミ王国、王宮の土地を丸
々1日かけて歩き回りまわったところです。

~~T列車の服務員は他の列車と違い ちょっぴり愛嬌も~~

一般的には、中国内での列車をはじめ、公務員たる服務員の
サービス、態度、等などは概して芳しくないですが、私達の
車両の服務員は違っていました。

切符と引換証の交換業務をはじめ、車内掃除、ゴミの回収、
途中乗車の人たちのためのベッドメイク、途中案内、停車
駅での出入り口での改札業務をはじめ、すべて1人でおこな
っています。
 彼女の最後の業務、切符の引き換えです

最初初めて逢った時には、私を変な外人と見たのか、英語の
できる乗客を探してきてくれました。
忙しい業務の中で、私たちの会話の中にも加わったりもして、
なかなか愛嬌のあるサービス精神旺盛な彼女でした。
通常は愛想のない服務員ですが、終点のウルムチでは、最後
に「再見」と言ってくれました。こんなことも初めて?です。

夜9時半頃日は落ちて。。


 ウルムチへ到着

 翌朝の大都会ウルムチ

~~もうひとつ愛嬌のよさでは同じ新疆内のウイグル人~~

後ほど、ウルムチ以外のウイグル族で占める街の様子も紹介
しますが、地元中国の人と違い、段違いに明るく愛嬌があ
り、異文化をとっくに吸収している人懐っこいのがウイグル人
です。

車内でも、デッキで写真を撮っていると、ウイグル族の男性が
タバコをくれたり、これから何処へ行く、どのように行くのか
等と気軽に話しかけてきました。おかげで?タバコも3本もく
れほどで、話も弾みました。
わざわざ何か困ったら携帯で電話をということで番号まで差し
出してくれました。

彼等は、確かに明るく、将にシルクロードの中で、何百年と
いう中で育った、異文化との交流、異国の人たちのとの交流
を経て、自然と外交的で、外国人との接触も手馴れたもんで
す。これは大人も子どもも同じです。

ウルムチから先の西部、南部はまさに中国というよりは中央
アジアそのものでした。
人種も、文化も、生活習慣も、そしてなによりも宗教も異な
った異国の地、そのものです。

中央政府も、党もこの自治区や隣の西蔵チベットを治めるの
は、やはり大変な労力がこれからも必要なようです。
しかし、ちょうど今、テレビで1時間おきに放映していますが
香港返還15周年の特集を繰返し映し出していますが、香港、マ
カオ同様に、この自治区や台湾をはじ何としてでも統治しよう
とする党の方針ですが、地元の維族などとの押し問答はまだま
だ続きそうです。

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中国内 長~い移動、旅には情報機器類携行が便利

2012年07月02日 06時47分34秒 | (中国全土をあるく 1)中国 全土横断縦断の旅

~~ 何かと便利 モバイルパソコン、カメラ、携帯他~~~

長い列車の旅や、寝台夜行バス等で中国内を移動する場合は
パソコン関連の情報機器を常に携行していると便利です。
いつも持ち歩くモノ、機器類として;

 中国版Lenovo小型パソコン(中国内情報検索n便利)
  (日本製ですと兎に角速度が遅い;中国IDOのため)
 カメラ大小2台、そして電池切れの場合は携帯で代用
  (ほぼ毎日日中は首からぶら下げカメラとはわからない
   に特殊カバーをつけていますが検問時いつも質問が)
 中国携帯2種類
  
 差込が2つ(2マタ)、3つのソケット
   (差込口がさまざまな場合に備えて。。)
 小型、大型電子辞書(あれば便利)
  (思っているほど利用頻度は低いです)
 更に 携帯の充電補助器、usbカード型読取器
 そして情報、記録めもとして小さなポケットメモ帳2冊
  (大きなノート持参が原則ですが、取出しにくい)

等を持ち歩いています。


更に、忘れてならないのは、上記器機に接続するコードも
必需品です。朝方、急いでリュックに詰め込むと、あとで、何
が何処にあるか分からなくなり大慌ての場合もあります。 
(ん?何処かに忘れたかな?などと。。。)


↓ パソコンも中国製ですので、日本の情報検索やBlog等
 をまとめる場合は、時間帯によって時間がかかります。

 軽くて薄くて便利です。
 デスクトップには、あらかじめ調べておいた情報類、時刻表
 やバスルート、訪問先情報、中国人が綴っている旅の記事は
 大変役にたちます。


↓ そして、iPhone携帯と韓国製携帯、大きなカメラで
 36倍ズームのN社製、コンパクトの韓国製のカメラも(S社)
 丈夫で便利です。
 困るのは充電器があっても1日で電池切れとなるiPhone
 携帯、そのときは韓国製携帯に切り替えます。



↓ そして、毎日、夜になるとそれぞれの器機に充電です。
 5種類あるので、ホテルによっては電源の差込口が足りない
 ことも。このような場合は時間を分けて急いで充電です。
 時たま困るのは、施設によっては差し込み口が2つの場合で
 も、丸い棒のような差込口の電源もあるので注意。
 そのような場合は、変換できるソケットプラグの用意も。。。


~~以上のように、何かと便利であって時には不便さも
 感じる情報機器類です~~~

本来は、仕事や時をすっかり忘れ、メモ程度のもの一つ携行
してのんびり旅を楽しみたいものですね。

特に、シルクロードや砂漠のなかでの移動ともなると、全く
時を忘れ、ただぼんやりと外の景色を飽きるまで見つめて
いたい気分です。(感じ方は、人、それぞれですが。。)

~~本日、やっと5日ぶりに大都会のウルムチへ戻る
    ネット環境のある宿へ滑り込みました。~~~

 昨日は夜行寝台バス、一昨日は已む無くネットにつなが
 っていない部屋、ホテル(交通賓館)に泊まりました。
 やはり大変不便です。

 今日は、全国ネットの「如家酒店」で宿泊です。会員にも
 なっています。どの地区にもあり、部屋がなによりも清潔
 であることと、ネット接続が可能だからです。

   中国で今、一番の成長性あるチェーンホテルです。
   ウルムチ内でも15も施設があります。唯、注意する
   ことは、外国人は不可(国内客のみ)という如家も
   あるので注意が必要です(国際ホテルの登録してい
   ないホテルのことです)。

 今や、どのホテルも、最大のウリは、設備や立地条件の
 良さよりも、どこも「インターネット環境あり」を謳い
 文句にしています。

~~特に、日中での、ネットの速度は遅く、イライラ~~
特に日系の情報、データ検索や、各種操作は大変遅いです。
また、ホテルによっては即、ネットがつながらず、係員を
呼んで1時間、3時間くらいかかる場合もあります。
場合によっては、部屋を変えてもらう場合もあります。

~~しかし、早朝はネット利用人口も少ないため、速く!!

いつも遅い遅いと思いながらパソコンを操作しています。

画面の切り替えや、画像挿入では驚くほど時間が。。。

ところが、こちらの時間で、朝6時前に操作すると、驚く
程、スピードが速い場合もあります。
ネット利用は早朝が便利です。
 
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